probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1978~

2018-03-24 14:39:35 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろチャートインしていた曲で、
ロックファンには、説明不要のこのナンバーです。



Van Halenのデビューヒット"You Really Got Me"ですね。(Pop #36)
オリジナルは、もちろん、The Kinksの1964年の大ヒット曲。
The Kinksのほうは、本国UKではNo.1、
ビルボードのHot100でも、7位まで上昇していたようです。

78年当時は、まだまだ歌謡曲ヲタだった自分なので、
この"You Really Got Me"は、
なんとなく知っていた程度だったような気がします。
Van Halenというバンドには、スゴいギタリストがいて云々...の話は、
82年のアルバム"Diver Down"をリアルタイムで聴いてからだったので、
かなり遅れて、彼らのことを知った感じだったですね。

Van Halen、今回、改めて調べてみたら、ボーカルがDaveだった時代は、
ビルボードのアルバムチャートで、No.1にはなってないんですね。
初のNo.1獲得アルバムは、Sammy Hagerに変わって初のアルバムとなった、
1986年リリースの"5150"で、あの"Jump"の大ヒットを生んだアルバム、
"1984"も、最高位2位止まりだったみたいです。"Thriller"に阻まれたのかな?

そういえば、Daveが久々に復帰して、2012年にリリースされ、話題になったアルバム
"A Different Kind of Truth"も、最高位2位だったんですよね。
皮肉なもんですなぁ。(笑)

1978年3月25日付けのビルボード誌です。

この年をとりあげると、いつもBee Geesが上位を独占しているような...(笑)

"It's A Love Thing"

2018-03-23 10:20:01 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"It's A Love Thing"です。
どちらも、御ひいきアーティストでありますが、
まずは、やはり、こちら。
The Whispersの"It's A Love Thing"です。



1980年リリースのアルバム"Imagination"からのカットでしたね。
Hot100での最高位は28位、R&Bチャートでは2位まで上昇していたようです。

前年の79年リリースのアルバム"The Whispers"から、
キャリアの中で、最大のヒットとなっております、
"And The Beat Goes On"をチャートインさせたあとでしたので、
最もグループの勢いがあったころのヒット曲ということになると思いますが、
80年の終わりあたりから、洋楽にハマっていた自分にとっては、
この"It's A Love Thing"が、リアルタイムで聴いた初The Whispersでありました。

そして、もう1曲の"It's A Love Thing"は、Keith Urbanの、
1999年リリースのアルバム"Keith Urban"からのカットだった
"It's A Love Thing"です。



1991年に、やはり、自らの名前をタイトルにした
1stアルバムをリリースしていたKeithですが、
そのあと、なかなか陽の当たるところには出ることが出来ず、
売れない時代には、女性誌でヌードになったりもしていたなんていう話は有名ですが、
再デビューのような形となった99年のアルバムから、
この曲が、初めてビルボードのカントリーチャートにランクイン、
最高位18位を記録するヒットとなり、そのあと、さらに3曲がアルバムからカットされて、
その3曲が、すべてTop10入りするヒットとなり(うち1曲はNo.1)、
Hot100でも、2曲がTop40入りをして、スターの仲間入りを果たすこととなりました。

大ヒットとなったアルバム、2016年リリースの"Ripcord"に続く新作は、
発売日はまだ未定ながら、タイトルは、すでに"Graffiti U"に決定していまして、
そのアルバムに合わせた、ワールドツアーも決まっているようですが、
日本には...来てくれるわけないですね。(^^;

今週の気になる新曲2曲。

2018-03-21 19:51:20 | 最近の洋楽
今回は、Smooth Jazzチャートから。

まずは、Jody Watleyさんの新曲"Waiting In Vain"です。



新曲って書いちゃったのですが、厳密には、新曲ではなくて、
Jodyさんが、2006年にリリースしていたアルバム
"The Makeover"に収録されていた曲のNewバージョンみたいですね。
で、もともとのオリジナルは、 Bob Marley & The Wailersであります。

かなり、Jazzyな感じで迫っておりますが、
こういうアレンジだと、ボーカルが弱いのが露見しちゃうかなぁ...とも少し。

そして、もう1曲も新曲ではないのですが、
なぜか入ってきた、Smooth Jazz系キーボード奏者でアレンジャーの、
Bill Meyersの"Sky"というナンバーです。



1987年から1995年まで、Earth, Wind & Fireに、
キーボード奏者として在籍していた人で、
この曲は、脱退後の96年にリリースされたアルバム
"All Things in Time"に収録されていたナンバーで、
Maurice, Philipをはじめ、Earthのメンバーが全面参加の曲なのですが、
なぜか今ごろ、チャートに入ってきています。

1月に、アルバムが再発になったみたいなので、
そのせいなのかな?と思われますが、
曲のほうは、ほとんどEarthでありんす。(^^;

人名ポップス事典(j <9>)

2018-03-20 10:40:00 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、jの9曲目は、
先日、ひさびさの新曲"Can't Deny Me"を発表した、
90年代のグランジロックを代表する、このグループの、このナンバーです。



91年リリースで、アメリカ国内だけでも、
1300万枚以上の売り上げを記録していると言われる、
Pearl Jamの1stアルバム"Ten"からのカット"Jeremy"ですね。

アメリカで実際に起きた、Jeremyという名前の少年が、
学校で拳銃自殺をしてしまった事件からインスパイアされ、
書かれた曲で、暗い内容の歌詞だったということからか、
ラジオでのエアプレイが稼げなかったようで、
Hot100での最高位は、79位だったものの、
ロックファンからは熱い支持を受け、彼らの代表曲の中の1曲として知られていますね。

アルバム"Ten"のほうは、そんな大ヒットだったのにも関わらず、
Billboardのアルバムチャートでは1位を獲れず、
最高位は、2位だったようですが、そのとき、彼らの1位を阻んでいたのは、
昨今では、Mileyのお父さんとして有名な、
Billy Ray Cylusのアルバム"Some Gave All"だったみたいですね。

90's #15

2018-03-19 10:30:46 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第15位は、
このスーパースターによる、1992年のヒット曲です。



Madonnaの"Erotica"。
同年リリースのアルバムのタイトルカットで、1stシングルでしたね。
映像は、翌93年に行われた、The Girlie Show Tourのもののようです。

当時としては異例の、13位という高い位置で、
Hot100に入ってきて、翌週は3位にアップしたのですが、
結局、その3位が最高位となって、1位にはなれず、
アルバムのほうも、最高位は2位でした。

当時は、写真集発売も含めて、過激路線真っただ中で、
軽くバッシングも受けて、やや、セールスも低迷した頃でしたね。
最高位3位と2位で、低迷とか言われていたのですから、レベルが違いますが。(笑)

時代に敏感に反応して、プロデューサーを変えていたMadonnaでしたが、
このころ組んでいたのは、House系のDJ兼プロデューサーで、
多くのアーティストの楽曲のRemixを手掛けていた、Shep Pettiboneでした。
またこの曲は、サンプリングの定番曲でもあります、
Kool & The Gangの"Jungle Boogie"をネタ使いしておりました。