probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

忘れじのサントラたち(29)

2019-09-23 14:45:33 | 懐かし洋楽

・Colors - O.S.T.

忘れじのサントラ、29枚目は、
1988年に公開された映画
『カラーズ 天使の消えた街』のサントラ盤です。
原題は、シンプルに"Colors"でしたね。

L.A.のストリートギャング同士の抗争と、
それに対峙する、警官コンビとのお話で、
その警官ふたりを、Sean Pennと、
Robert Duvallが演じていて、
監督は、あのDennis Hopperという、
まあ、メンツから見ると、
かなり重量級の作品という感じですが、
当時観た感想としては、わりと普通だったかな?
というようなことを思った記憶があります。
(映画のスコアは、Herbie Hancock!)

あと、この映画は、数年前まで、
歌舞伎町にあった、新宿ミラノ座で上映されていて、
1000人以上入る、大映画館の中で、
ゆったりと観ることが出来たような記憶も...。(^^;

サントラ盤は、数年前に、
日本では、リイシュされていたようで、
現在では、廃盤になっているみたいですが、
中古で、安く入手可能のようであります。

内容は、Hip-Hop全盛となる、
その直前の名曲が詰まっている感じで、
中でも、Ice-Tがラップするタイトル曲は、
シングルカットもされて、
Hot100で70位、R&Bチャートでは、
最高位77位を記録していたようですね。

また、あの、Rick Jamesが、
アルバムのラストに1曲提供していまして、
その曲"Everywhere I Go (Colors)"は、
Rickのアルバムには、未収録(たぶん(^^;)
だと思いますので、Rickファンも、
スルーすることは出来ないアルバムになっておりますね。

あと、洋楽ファン的トリビアとしては、
のちに、"Rico Suave"のヒットを放つことになる、
ラティーノラッパー、Gerardoが、俳優として、
出演していた映画としても記憶しておきたい1本であります。




Time Machine ~1997~

2019-09-22 10:13:07 | 懐かし洋楽
今回は、1997年の今ごろチャートインしていた曲、
Diana Kingの"I Say A Little Prayer"です。
(Pop #38 R&B #68 UK #17)



95年の"Shy Guy"のヒットで知られる、
Diana Kingの、90年代に、もう1曲あったTop40ヒットでしたね。

"Shy Guy"は、Will SmithとMartin Lawrence主演の映画
『バッド・ボーイズ』のサントラから生まれたヒット曲でしたが、
こちらは、Julia Roberts主演の映画
『ベスト・フレンズ・ウェディング』のサントラ収録曲で、
そのサントラ盤には、映画のキャストたちが歌うバージョンの、
"I Say A Little Prayer"も入っておりました。

"I Say A Little Prayer"は、
Burt BacharachとHal Davidが書いたクラシックソングで、
Dionne Warwickが歌うオリジナル以上に、
Aretha Franklinによるカバーが有名なのですが、
USチャートでは、どちらも大ヒットしているものの、
UKチャートを始めとして、ヨーロッパのチャートでは、
Dionneバージョンは、あまりヒットしておらず、
Arethaのバージョンのほうが、大ヒットしていたみたいでありまして、
どちらも、超大物シンガーながら、
そんなところから、どっちがオリジナルだったっけ?
と、なってしまう感じがあるのかな?と思います。

1997年9月20日付けのビルボード誌です。

1位は、最近、新曲を発表した、あの歌姫の、あの名曲です。

80's #186

2019-09-20 19:59:54 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第186位は、1982年の、このヒット曲です。



Alabamaの"Take Me Down"ですね。
(Pop #18 Country #1)

同年リリースのアルバム"Mountain Music"からのカットでした。
アルバムからの1stシングルだったのかな?と思っていたのですが、
タイトル曲が、最初のシングルで、この曲は、2枚目だったみたいですね。

タイトル曲は、かなり、カントリー色が強いナンバーでしたので、
クロスオーバーヒットにはなりませんでしたが、
この曲は、Hot100でも、18位まで上昇して、
前年のヒット"Love in the First Degree"の15位に続く、
バンド史上、2番目に高いチャートポジションを記録しています。

じつは、前回、へっぽこサイト時代に発表した200曲のときは、
その"Love in the First Degree"のほうを選んでいたのですが、
近年は、こっちのほうかなぁという気分なので、
"Take Me Down"にいたしました。

ただこの曲、Alabamaのオリジナル曲ではないんですよね。
オリジナルは、"Kiss You All Over"のNo.1ヒットで知られる、
Exileで、曲の作者も、そのExileのメンバー、
Mark GrayとJ.P. Penningtonで、
Exileバージョンは、80年にリリースしたアルバム
"Don't Leave Me This Way"に収録されていたようですが、
Alabamaの翌年のヒット曲で、続くアルバムのタイトル曲にもなりました、
"The Closer You Get"も、Exileの同じアルバムに入っていたんですね。


Let's Go Dancin'!(14)

2019-09-19 10:35:55 | 懐かし洋楽
思わず、踊りたくなる、踊り出したくなる、
そんな曲をコレクションしていこうというコーナー、
今回は、80'sニューウェーブからです。
1983年から84年にかけてヒットした、
UK出身の、このグループの、このナンバーです。



Re-Flexの"The Politics Of Dancing"ですね。
Hot100での最高位は、24位、
本国UKチャートでは、28位まで上昇していたようで、
ふーん、そんなもんだったのか...という感じでしょうか。

この曲は、83年にリリースされた、
彼らの1stアルバムのタイトルトラックで、
1stシングルでした。

残念ながら、Top40ヒットは、この曲しかありませんが、
アルバムからは、"Hurt"というナンバーが、
この後にカットされて、82位まで上昇していたようです。

このRe-Flex、活動期間は短くて、
85年には解散してしまっていて、
80'sファンの記憶の中に、どれくらい残っているかな?
という気がしますが、あの、Level 42のボーカリストで、
グループの顔でもある、Mark Kingと、
同じく、Level 42の創設メンバーである、
Phil Gouldが在籍していたバンドとして、
スルーできない存在でもありますね。

http://www.re-flex.com/

今週の気になる新曲2曲。

2019-09-18 10:19:19 | 最近の洋楽
困ったことが起きまして、
このコーナー、存続の危機?(^^;

ビルボードのサイトが、Hot100と
Top200以外のチャートを見るには、
有料会員登録が必要になっちゃったみたいで、
今までのようには見ることができなくなってしまったようです。

うーん、またいろいろ考えます。

というわけで、今回は、
登録しないでも、今までどおり見られる、
Hot100にNewエントリーしてきた2曲です。

まずは、カントリーシンガー、
Kelsea Balleriniの新曲
"homecoming queen?" です。



2017年にアルバムを出しておりますが、
そこには入ってなかった新曲であります。
最後に?が付いているのが気になります。

そしてもう1曲は、ルイジアナ州出身の、
19才のラッパー、YoungBoy Never Broke Againの新曲
"Self Control"です。



今月リリースされた2曲入りEP
"The Continuance"からのカットみたいですね。
19才にしては、大人びた声をしてますね。

残念ながら?Laura Braniganがヒットさせたあの曲や、
TM Networkの曲(笑)とは関係ありませんでした。

https://www.billboard.com/charts/hot-100