probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(175)

2019-10-17 19:46:04 | その他のCD

・Greatest Hits - Heart

今回は、1998年に出ていた、
Heartの"Greatest Hits"です。

なぜか、Allmusicのサイトにはデータがないですね、この盤。
今回は、Wikipediaにリンクさせております。
試聴は出来ませんが、もともと、
どのオリジナルアルバムに入っていた曲なのか、
詳しく見ることができるようになっていますね。

さて、この盤、98年リリースですが、
80年代後期の黄金期のヒット曲は入っていなくて、
その、レーベルを移籍して、心機一転する前の、
やや低迷期だった、80年代前半までのアルバムから選曲されております。

でも、1曲目は、98年当時の新曲で、Diane Warren作の
"Strong, Strong Wind"が入っていたりするので、
ちょっと、ややこしい盤でもありますね。

Heart、85年の"What About Love"以降のヒット曲もいいですが、
チャート的には、もうひとつだった、
80年代前半の曲も、いいんですよね。
なんで、ヒットしなかったのか、不思議なくらいです。

で、選曲は、そんな中の1曲、
82年のアルバム"Private Audition"からの1stカットで、
Hot100での最高位は、33位でした、
"This Man Is Mine"にしました。

得意の、エッジの効いたタイプの曲調ではないですが、
なんとも小粋な感じで、イントロからワクワクいたします。


今週の気になる新曲2曲。

2019-10-16 10:24:04 | 最近の洋楽
まずは、"Body Like a Back Road"などのヒットで知られる、
カントリー系のシンガー、Sam Huntの新曲"Kinfolks"です。



"Kinfolk"って、あまり聞いたことのない言葉なのですが、
同じ血筋をひく人というような意味みたいですね。

Sam Hunt、昨年リリースした曲、"Downtown's Dead"が、
カントリーチャートではそこそこだったのですが、
Hot100では、最高位94位と、パッとしなかったですね。
この曲も、カントリーのラジオステーションなどでは好調のようですが、
クロスオーバーヒット、なるでしょうか。

もう1曲は、先日、アルバムタイトル曲
"Ocean"を取り上げたばかりなのですが、
早くも、3曲目の先行カットが公開されましたので、
そちらをピックアップしたいと思います。
Lady Antebellumの、その新曲"Boots"です。



今回は、男性ボーカルのCharles Kelleyさんが全面に出た新曲ですね。
初期のころは、こういった感じの曲が多かった気がします。

Lady Antwbellum、レーベルを移籍しての、
初のアルバムとなるせいか、
気合が入っている感じですね。ヒットするといいですが。

"Sitting on Top of the World"(追悼 Ginger Baker)

2019-10-14 20:05:37 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Sitting on Top of the World"です。

まずは、先日、ドラマーのGinger Bakerさんが亡くなってしまった、
Creamの"Sitting on Top of the World"です。

映像は、2005年にリユニオンして、ロンドンの、
ロイヤル・アルバート・ホールで行った、
コンサートのときのものみたいですね。
80才で亡くなったということですので、
このときは、66才くらいだったのでしょうかね。

R.I.P.



先週、話題の映画『ジョーカー』を観たのですが、
ラスト近くで、Creamの"White Room"が使われていましたね。
この曲は、その"White Room"が収録されていた、
68年リリースの3rdアルバム"Wheels Of Fire"に
入っていたナンバーなのですが、Creamのオリジナルではなくて、
もともとは、1930年に発表されて、ブルースの定番曲となり、
多くのアーティストによってカバーされている曲なんですね。

正直、80年代からの洋楽ヲタの自分は、
当然、Creamのナンバーは、すべて後聴きですし、"White Room"と、
"Sunshine Of Your Love"しか、すぐ曲名を言えない、
自称「ロックファン」なのですが(笑)、
さかのぼって聴くことで、こうした、
古いトラディショナルな曲のことも知れて、
音楽を聴くことの醍醐味が味わせてももらっております。

そして、今回のもう1曲は、
じつは、完全には同じ曲名ではなくて、ゴメンなさいなのですが、
1996年の、このHip-Hopヒットです。



Da Bratの"Sittin' on Top of the World"ですね。
Sittingのgが省略されておりますが、お許しをです。(^^;

Jermaine Dupriのレーベル、
So So Defを代表する女性ラッパーだった、
Da Bratが、同年にリリースした2ndアルバム
"Anuthatantrum"からのカットで、
Hot100での最高位は30位、R&Bチャートでは、
18位まで上昇していたようです、

今回、微妙に同名曲ではないのに、
なぜ、この曲を取り上げたくなったかというと、
やっぱり、ネタ使い関係の話がしたくなったからでありまして(笑)、
サンプリングしているのは、人名曲コーナーでも、
以前に取り上げたこともある曲ですが、
Rick Jamesが残した、これもネタ使いの定番、
"Mary Jane"でありました。

Time Machine ~1985~

2019-10-13 16:50:40 | 懐かし洋楽
今回は、1985年の今ごろチャートインしていた曲、
9.9の"All Of Me For All Of You"です。
(Pop #51 R&B #5)



82年のヒット"If It Ain't One Thing...It's Another"
などで知られるR&Bシンガー、
Richard "Dimples" Fieldsプロデュースで、
1枚だけアルバムを残したグループ、
9.9の、その自らの名前をタイトルにした
アルバムからのカットでしたね。

Margo Thunder、Leslie Jones、Wanda Perry
の3人からなる、ボストン出身のトリオでありました。
Richard "Dimples" Fieldsのバックで歌っていた時は、
Owch!という名前で活動していたらしいですが、
85年のアルバムデビューにともない、
9.9という名前に変えて、デビューしていたみたいですね。
また、音楽活動もしていた、伝説のボクサー、
Joe Frazierのバックでも歌っていたことがあるようです。

ガールズグループの宿命か、
この人たちも、アルバム1枚を出したのみで解散してしまいましたが、
メンバーのうち、Margo Thunderは、
のちに、Lady Soulというグループを結成し、
映画『天使にラブソングを』サントラの中で、
"If My Sisters in Trouble"というナンバーを歌っておりました。

(あとで知ったけど...。(^^;)

1985年10月12日付けのビルボード誌です。

1位は、プリ殿下の影響を受けているのは、間違いないけれど、
殿下とは、何のつながりもない、あのグループの、あの名曲です。

忘れじのサントラたち(30)

2019-10-10 19:42:02 | 懐かし洋楽

・Youngblood - O.S.T.

今回は、1986年に制作された映画
"Youngblood"のサウンドトラックです。
日本では、『栄光のエンブレム』
というタイトルで公開されました。
アイスホッケー界を舞台にした作品でしたね。

主演は、『アウトサイダー』や
『セント・エルモス・ファイアー』などで、
日本でも大人気でした、Rob Loweで、
共演は、その『アウトサイダー』でも一緒だった、
Patrick Swayzeと、こちらも、
日本で、アイドル的人気になりました、
Cynthia Gibbでしたね。

また、デビュー間もない、Keanu Reevesが、
ホッケーチームのキーパー役で出ていたらしいのですが、
自分は作品は観ていますが、記憶にないですね。

サントラ盤のほうの目玉曲は、
当時、"We Built This City""Sara"を大ヒットさせたあとの、
Starshipのナンバー"Cut You Down To Size"と、
そのボーカル、Mickey Thomasのソロ名義新曲だった
"Stand In The Fire"でしょうかね。

他、R&Bファン的には、"Stand In The Fire"と同じく、
Diane Warren作の、Glenn Jonesが歌うナンバー
"Take Me Into It"でしょうかね。

"Take Me..."は、Glennのアルバムには、
ずっと、未収録でしたが、
2014年にリリースされたアルバム
"Take It From Me"のExpanded Editionに、
Extended Versionが収録されているようでして、
そんなには、レア感はなくなっているみたいです。

曲は、"Stand In The Fire"のほうを。