probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1988~

2022-04-23 10:52:47 | 懐かし洋楽
今回は、1988年の今ごろ、
チャートインしていた曲
Merry Claytonの"Yes"です。
(Pop #45 R&B #79)



先日、最高位11位曲コーナーで、
The Contoursのヒット、
"Do You Love Me"のときに、
話題にしたばかりの、
映画『ダーティ・ダンシング』の
サントラから、こちらは、
オリジナル盤に収録されていた
ナンバーで、大ヒットした、
Bill Medley & Jennifer Warnesの
"(I've Had) The Time Of My Life"
Eric Calmenの"Hungry Eyes"、
Patrick Swayzeの
"She's Like The Wind"に続く、
この曲が、4枚めのシングルでしたね。

Merry Claytonさんは、60年代、
まだ、10代半ばのころから、
活動しているシンガーで、
ソロアルバムも何枚か出していますが、
何と言っても、70年リリースの、
The Rolling Stonesの人気曲、
"Gimme Shelter"で、バックをつとめ、
途中、リードもとってしまう、
圧巻の歌唱で知られるシンガーですね。

同年には、その"Gimme Shelter"を、
タイトルにして、自らのソロバージョンを
収録したアルバムで、デビューも
果たしていたようです。

また、2013年に日本公開され、
翌年、アカデミー賞を受賞して
話題となった、ドキュメンタリー映画
『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』に
Darlene Love、Lisa Fisherらとともに、
フィーチャーされて出演していましたね。

1988年4月23日付けのビルボードHot100
です。

1位は、没後10年を過ぎました、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1988年4月23日、何があったか?>

日本でも、大ヒットした
Wim Wenders監督作品
映画『ベルリン・天使の詩』が、
公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/27461/
『ベルリン・天使の詩』(映画.com)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第135位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#45 Nina Simone)

2022-04-21 20:19:27 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
本日4月21日は、Prince殿下の、
6度目の命日ですが、プリ殿下は、
すでに、このコーナーは、
登場済みですので、今回は、
殿下が亡くなる13年前、
2003年の4月に亡くなった、
Nina Simoneさんです。
70才で亡くなられたようですので、
存命ならば、89才ですね。

Nina Simoneさんといえば、
先月行われました、アカデミー賞で、
長編ドキュメンタリー賞を受賞した
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、
革命がテレビ放映されなかった時)』
にも登場しておりましたね。
自分も観ましたが、The Fifth Dimentionと
Nina Simoneさんのパフォーマンスは、
じっくり観るのは初めてでしたので、
釘付けになってしまいましたね。

自分が初めて、Ninaさんを知ったのは、
87年に、50年代にリリースされていた曲
"My Baby Just Cares For Me"が、
化粧品のCMに使われたことで、
UKチャートでリバイバルヒットして、
最高位5位まで上がった時だったですね。

当時、まだまだ、なんも知らん子でしたので、
その歌声を聴いて、男の人だと、
しばらく、マジで思っておりました。(^^;)



そして、初のHot100入り曲も、
古く、1958年だったみたいですね。
Hot100では18位、R&Bでは、
最高位2位を記録していたという、
"I Loves You, Porgy"です。



『エド・サリバン・ショー』公式から。

"I Loves You, Porgy"は、
George Gershwin制作のオペラで、
ミュージカルとして、
Sidney Poitier主演で
映画化もされている
『ポギーとベス』の中の1曲として、
知られている、クラシックソングですね。

そして、最後のHot100入り曲は、
1970年に、Hot100では76位、
R&Bチャートでは、最高位8位を
記録していたという、
"To Be Young, Gifted and Black"です。



こちらは、Ninaさん自作曲ですが、
Aretha FranklinやDonny Hathaway
によるカバーも、たいへん有名な、
ソウルクラシックになっておりますね。

※次回は、Time Machineです。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(28)

2022-04-20 10:55:43 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、28曲目は、
現在は、TVドラマで、
主人公のお母さん役や、
時に、サスペンスの犯人役など、
幅広くこなす女優さんとして、
活躍中の、この方の、
こちらのナンバーから。



1980年の11月にリリースされた、
女優業のかたわら、歌手としても、
今も歌われております、石野真子さんの
「恋のハッピー・デート」ですね。

三浦徳子さん作詞、馬飼野康二さん作曲の
ナンバー「フォギー・レイン」と、
両A面でのリリースだったようですね。
オリコン最高位は27位。

「フォギー・レイン」って、
自分が持っているベスト盤にも
入ってないし、TVで歌われているところも、
見た記憶ないなぁと思ったら、やはり、
TVでは、「恋のハッピー・デート」を
歌った回数のほうが多かったみたいです。

そして、まあ、オリジナルは、
ある年齢より上の(笑)洋楽ファンには、
説明する必要はないと思われます、
こちらですね。



アイルランドにルーツを持つ、
UKの姉妹たち、The Nolansの
"Gotta Pull Myself Together"。
邦題は、まんま
「恋のハッピー・デート」でしたね。

The Nolans、USチャートには、
1曲も登場しませんでしたが、
本国UKチャートでは、当時、好調で、
この曲は、最高位9位を
記録していたようです。

ちなみに、日本のオリコン総合チャートでも、
No.1になりました「ダンシング・シスター」は、
("I'm In The Mood For Dancin'")は、
UKチャート最高位3位だったみたいですね。

The Nolansは、2013年に、
リードボーカルをつとめていた、
Bernieさんが、病のために、
52才の若さで、世を去ってしまい、
グループとしての活動は、
休止状態だったようですが、
2020年から翌年にかけて続いた
TVシリーズ"The Nolans Go Cruising"
のために、プチ復活を果たし、
パフォーマンスを披露していたようです。



※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
46人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-04-19 10:29:59 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートに、
入ってくるのではないかと思われる、
男性SSW2人の新曲です。

まずは、2004年の
"I Don't Want to Be"や、2011年の、
"Not Over You"のヒットなどで
知られる、Gavin DeGrawの、
来月リリースされるという、
6年ぶりのNewアルバム
"Face The River"のタイトルトラックで、
先行カットである、こちらです。



しばらく名前を聞かないなぁと思ったら、
この6年、曲のリリースもなく、
ツアーも、2018年以降、
行ってなかったみたいですね。

かなり渋いナンバーですが、
アルバム、どんな感じになるのか、
楽しみですね。

そして、もう1曲は、
こちらは、2013年の、
"Riptide"のヒットで知られます、
オーストラリア出身のシンガー、
Vance Joyの新曲”Clarity”です。



こちらは、6月にリリースされる
4年ぶりのNewアルバムで、
3枚目となります、
"In Our Own Sweet Time"からの
先行カットみたいですね。

USチャートでは、"Riptide"以降、
Top40ヒットなどは無いのですが、
本国では、コンスタントに、
ヒットを放ち続けているようです。

また昨年は、Benny Blancoのアルバム
"Friends Keep Secrets"に参加して、
Marshmelloとともに、"You"という曲を
発表しておりました。

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第28回です。

あのアルバム、この一曲。(25)

2022-04-17 19:54:18 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、先日の、音楽評論家、
大伴良則さんの訃報のときに、
DEさんの書き込みを読んで、
ひさびさに、手に取ったアルバムから、
こちらのナンバーです。



Steely Danの、80年リリース
"Gaucho"収録曲"Babylon Sisters"。
A面1曲目に入っていましたね。

公式のものではないようですが、
2000年のパフォーマンス映像が、
ありましたので、そちらも貼ってみます。
Walter Becker師匠が、まだ、
元気いっぱいなのが、切ないですが...。



ちょうど、自分が洋楽にハマり出したころ、
"Hey Nineteen"が、チャートを、
ぐんぐん駆け上がっていたんですよね。

当時は、初心者マークでしたから、
え?Steely Danて、グループなの?
ひとりじゃないの?くらいの程度の
知識だったのですが、妙にクセになって、
アルバムを買ったのでした。
今思って、ホントにわかってたのか?
10代の自分??という感じですが。(^^;)

アルバムからは、2ndシングルとして、
B面2曲目、CDだと5曲目の
"Time Out Of Mind"がカットされ、
Hot100の22位まで上がりましたが、
そのあと、3曲目のカットはされることなく、
"Babylon Sisters"は、シングルには、
結局、なりませんでしたね。

そして、Steely Danは、
次のアルバムを出すまでに、
20年の歳月を要し、2枚の、
オリジナルアルバムを出しましたが、
Hot100入りした曲は、
ありませんでしたので、現在までのところ、
"Time Out Of Mind"が、
最後のチャートイン曲になっております。


・Gaucho - Steely Dan

※次回は、気になる新曲です。