The Artist : The First & The Final Hit （#45 June Pointer （of The Pointer Sisters））

天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
45人目は、2006年の4月11日に亡くなった、
The Pointer Sistersの
June Pointerさんです。

52才で亡くなってしまったんですよねぇ。
晩年は、ちょっと、姉妹間で、
仲がぎくしゃくしていたようですが、
一番下の妹さんでしたし、驚きましたね。

さて、The Pointer Sistersは、
現在も、長姉のRuthさんが、
自分の娘さんとお孫さんを引き連れ、
3人で活動しておりますが、
ここでは、Juneさん在籍中の、
チャートイン曲を紹介したいと思います。

というか、現在の体制になってからは、
アルバムなどは出していないので、
まんま、The Pointer Sistersの、
チャートヒストリー的になっております。

さて、The Pointer Sisters、
初のチャートイン曲は、こちらなんですね。
1973年、Hot100では11位、
R&Bチャートでは、
最高位12位を記録していたようです、
Hip-Hopのサンプリングでも、
定番曲になっています、ソウルクラシック
"Yes We Can Can"です。



80年代からの音楽ファンである自分には、
Ruth、Anita、Juneに、
Bonnieも加わった4人の映像は、
新鮮な感じがしますね。



そして、現在までのところ、
The Pointer Sistersとしての、
最後のHot100入り曲となっているのは、
1987年に、42位まで上昇した、
こちらのナンバーになるようです。



映画『ビバリーヒルズ・コップ2』
サントラからのカット"Be There"ですね。
公式なミュージックビデオなどは、
みつかりませんでした。

1作目のサントラからは、
"Neutron Dance"が大ヒットしましたが、
あちらは、既発曲の提供でしたが、
こちらは、Narada Michael Waldenが、
プロデュースした新曲でしたね。

そして、Juneさんといえば、
ソロアルバムも、2枚、
リリースしていましたが、
それ以外にも、忘れてはならない曲が、
この曲と同じ87年に、1曲ありました。

先日、俳優引退宣言をして、
映画ファンを驚かせたBruce Willisが、
シンガーとしてリリースした
アルバム"The Return Of Bruno"から、
シングルカットされて大ヒットした
The Staple Singersのカバー
"Respect Yourself"です。



デュエットパートナーながら、
Bruceの歌声を圧倒する歌いっぷりと、
ミュージックビデオへの、ど派手な登場で、
驚かせてくれていましたね。
（笑）

※次回は、80年代お気に入り曲、
第136位の発表です。