probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲。

2022-06-16 10:48:20 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートで、
現在1位の曲と、ただいま上昇中の曲です。

まずは、最新チャートでは、
Black Keysの"Wild Child"を抑えて、
2週目のNo.1の、この曲です。



Caampの"Believe"。

オハイオ出身の4人組バンドの彼らの、
来週リリースされるというNewアルバム
"Lavender Days"からの
先行カットのようです。

Triple Aチャートでは、すでに、
2曲が1位になっていたみたいで、
この曲が3曲目の1位だそうですが、
なかなか、こういうバンドの情報、
入ってこないですね。

Triple Aチャートを見渡しても、
上位の曲でも、ほとんど、
Hot100入りしている曲がなくて、
やっと見つかるのが、16位の、
Harry Stylesの"As It Was"
というのが、何とも歯がゆい感じです。

そして、上昇中の曲のほうは、
2020年に、Powfuという人が
世界的ヒットにしておりました、
"Death Bed (Coffee for Your Head)"で、
フィーチャーもされていましたが、
自身でも、同じ年に、
1stアルバム"Fake It Flowers"を
リリースして、ヒットさせていた
フィリピン生まれで、ロンドン育ち、
beabadoobeeの"Talk"です。



こちらも、来月リリースされる
2ndアルバム"Beatopia"からの
先行カットみたいですね。
これもまた、ちょっと、
懐かしい感じがする音です。

しかし、Bruno Marsに、
Olivia Rodrigoと、
フィリピンをルーツに持つ人が、
続々、スターになっておりますが、
こと、音楽に関しては、
ボーダレスになっている感、
どんどん強くなっていきますね。

TRIPLE A NATIONAL AIRPLAYチャート

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第29回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(48)

2022-06-13 19:56:26 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、89年の3曲目は、
7月の最終週に、1週だけ、
11位だった、こちらのナンバーです。



Rod Stewartの"Crazy About Her"。

88年リリースの、15枚目の
スタジオアルバム"Out Of Order"からの、
4枚目のシングルで、5月の第2週に、
74位でNewエントリーし、
5週目にTop40入り、
12週目に11位まで上昇しましたが、
翌週には、12位にダウンして、
Top10入りは出来なかったようです。

80年代のRodさん、70年代のようには、
ビッグセールスのアルバムは
出せなかったものの、コンスタントに、
シングルは、ヒットさせていた感じで、
とくに、"Out Of Order"からは、
"Lost In You" "Forever Young"など、
ヒットシングルが続きましたね。

また、この"Crazy About Her"、
時代ですねぇ、Al B. Sure!による、
Remixバージョンも作られていたんですね。
こんな、いかにもな感じに
カッコよく仕上がっておりました。



さて、Rodさん、昨秋、
アルバム"The Tears of Hercules"を
リリースしたばかりで、
元気いっぱいのようですが、
先日の、エリザベス女王の
即位70周年を祝うコンサートでも、
登場して、80'sヒット
"Baby Jane"などを歌っていましたので、
まだ、チェックしとらんのよ、という方は、
ぜひチェックしてみてくださいませ。



1989年7月29日付けのビルボードHot100
です。

1位は、日本語バージョンも
リリースされた、あのシンガーの、
あの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

なんとなくAOR (#3 大物フュージョン系 アーティストが放った、あのヒット曲)

2022-06-12 10:39:32 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第3回は、
まだ、Smooth Jazzなる言葉も無く
フュージョンと呼ばれていた時代、
そのジャンルで、すでに大物だった
アーティストたちが放ったヒット曲です。

どちらも、81年の、ほぼ同時期に、
チャートに入っていた曲です。
エアチェックして録音した
同じカセットテープに入っているので、
間違えてないと思います。(笑)

まずは、日本でも高い人気を誇ります、
L.A.出身のギタリスト、Lee Ritenourの
アルバム"Rit"からのカット"Is It You?"です。



Hot100での最高位は15位、
ACチャートでの最高位も、
15位だったようですね。



プロデュースはLeeさん自身に、
David Foster師匠、
そして、Fourplay仲間である、
ドラマーのHarvey Mason。

さらに、曲を書いていたのは、
やはり、Leeさん自身に、
Bill Champlin、そして、
ボーカルのEric Taggと、けっこう、
強力なナンバーだったんですね。

Eric Taggさんは、この曲のヒットで、
人気が出て、日本のみで、
アルバムがリリースされたことも、
あったようです。

そして、もう1曲は、
ベーシストのStanley Clarkeと、
キーボードプレイヤーで、
シンガー&プロデューサーでもあった
George Dukeによる、
"Sweet Baby"です。



ふたりによるコラボアルバム
"The Clarke/Duke Project"
からのカットでしたね。

R&Bチャートでは、6位、
ACチャートでは、16位を記録。
Hot100では、19位が
最高位だったみたいですが、
ロングヒットになって、
年間チャートでも、
78位に入っていたようです。

このThe Clarke/Duke Projectは好評で、
83年に"II"、90年に"3"が
リリースされていましたね。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の3曲目です。

Time Machine ~1979~

2022-06-11 10:50:04 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろ
チャートインしていた曲
Alton McClain and Destinyの
"It Must Be Love"です。
(Pop #32 R&B #10)



LA出身の女性トリオによります、
Late70'sを代表する、
ダンスクラシックですね。

もともと、70年代の初めから、
ソロシンガーとして活動していた、
Alton McClainに、D'Marie Warrenと
Robyrda Stigerという二人が加わって、
78年に結成されていたようで、
その78年にリリースされ、
翌年、再発売されたという、
1stアルバム"It Must Be Love"
(”Alton McClain and Destiny”)
からのカットであります。

結局、ヒットらしいヒットは、
この曲のみで、グループは解散し、
Altonさんは、ゴスペルの道へ進み、
他の二人は、別のメンバーを加え、
Krystolというグループを結成、
計4枚のアルバムをリリースして、
86年には、3rdアルバムの
タイトルカットでもあった、
"Passion from a Woman"という曲が、
R&BチャートでTop20入りする
ヒットになっていたみたいです。



また、Altonさんは、
Earth, Wind & FireやLTDなどとの
仕事で知られ、2003年に亡くなった、
大物プロデューサーでありました、
Skip Scarboroughさんの
奥さんでもあったみたいですね。

1979年6月9日付けのビルボードHot100
です。

名曲だらけで、おったまげます...。

<1979年6月9日、何があったか?>

漱石研究などで知られた文芸評論家、
荒正人さんが亡くなったのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/荒正人
荒正人(Wikipedia)

※次回は、なんとなくAOR第3回。

テーマは、「大物フュージョン系
アーティストが放った、あの名曲」です。

"Dream On" (追悼 Andy Fletcher (of Depeche Mode))

2022-06-09 19:59:23 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Dream On"です。

まずは、何はなくとも、
ロック史上に残る、名曲中の名曲のこちら。



Aerosmithの"Dream On"。
73年リリースの1stアルバム
"Aerosmith"からのカットで、
事実上、Aeroのデビュー曲
って感じなのでしょうか。

しかし、この時は、
Hot100入りはしたものの、最高位は、
59位に止まっていたんですね。
そのあと、再びチャートインして、
最高位6位まで駆け上がったのは、
3年後の、76年だったわけで、
ここらあたりは、ロックファンなら、
そんなこと、知っとるわ!
という感じなのでしょうが、
自分は、リアルお子ちゃまでしたので、
ずいぶん、あとになってから知りました。

というか、"Dream On"自体、
80年代後半の華麗な復活劇のあと、
初めて聴いた感じでしたので、
あれ?Stevenの声、
ずいぶんと違うやん??と思ったのが、
正直なところの感想でありました。

そのSteven、鎮痛剤依存で、
リハビリ施設に入ったという、
心配なニュースが流れましたが、
きっとまた、すぐに回復して、
ツアーに戻って、日本にも、
来てくれるのではないでしょうか。

そして、もう1曲は、先日、
メンバーのAndy Fletcherが亡くなった、
Depeche Modeの"Dream On"です。



2001年リリースのアルバム
"Exciter"からのカットでしたね。
USチャートでは、85位までしか
上がらなかったものの、
本国UKチャートでは、
堂々、最高位6位を記録していたようです。

Depeche Mode、リードボーカルを、
交替で務める、Martin Goreと
Dave Gahanの個性が強いので、
創設からの不動のメンバーの
ひとりでありながら、Andyさんは、
第三の男的なポジションでしたが、
Dave Gahanは少し遅れて、
バンドに加わっていたらしいので、
Martin Goreと、のちに、Yazooを作る、
Vince Clarke、それにAndyさんの3人が、
Depeche Modeの創設時からの
メンバーということになるようです。

※次回は、Time Machineです。