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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #117

2023-03-24 10:52:04 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第117位は、デトロイト出身の、
こちらのSSWの、1982年の、
このヒット曲です。



Glenn Freyの"The One You Love"、
邦題は「恋人」でした。
(Pop #15 AC #2)



同じ年に、Eaglesの解散が、
正式に発表され、
バンドを主導していたという、
Don HenleyとGlenn Freyは、
それぞれ、早々にソロ作を
リリースしていましたが、当時としては、
実験的なサウンドだった、
Don Henleyのアルバムに対して、
Eaglesの世界を踏襲した感じの、
楽曲が多かった、Glennの1stソロ作
"No Fun Aloud"からの
2ndシングルでありました。

80年代のGlennといいますと、
どちらも、Hot100最高位2位でした、
"The Heat In On"と、
"You Belong To The City"の、
それぞれ、映画とTVドラマの
サントラから生まれた2大ヒットが、
とても有名ですが、しみじみと心に迫る、
このナンバーが好きという方も、
多いのではないかと思いますね。

そんなGlennさんですが、
2016年に亡くなりましたので、
もう、7年経ったんですねぇ。

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#63 Dan Seals)

2023-03-23 10:47:32 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あさって25日で、
没後14年になります、Dan Sealsです。

61才で亡くなってしまいましたので、
存命だったら、75才ですね。
早かったですね。

Dan Sealsは、70年代は、
John Ford Coleyと、
England Dan & John Ford Coley
というデュエットを組んでいた、
England Danその人でありますが、
80年に、コンビを解消して、
80年代から90年代始めにかけて、
カントリーシンガーとして、
大活躍をしましたが、
とくに、80年代後半以降はすさまじく、
11曲もの、カントリーチャートNo.1を
放っております。

ただ、クロスオーバーヒットとなって、
Hot100に登場した曲が2曲しかなく、
ほとんど、日本では、
ちゃんと紹介されませんでしたので、
AORファンを中心に人気が高かった、
England Dan & John Ford Coleyの
England Danが、カントリーにシフトして、
大活躍していたことも、
あまり広くは知られていないように思います。

というわけで、今回は、そんな、
Popチャートにも登場した2曲です。
まずは、初チャートイン曲、
80年リリースの1stソロアルバム
"Stones"からの小ヒット、
"Late At Night"です。



この曲は、カントリーチャートには、
登場することはなく、Hot100で、
最高位57位を記録したのみでした。

アルバム"Stones"は、David Fosterに、
Steve Lukather、Ray Parker,Jr.などが、
参加していた作品で、まだ、
カントリーへの舵切りは、
定まってなかった感じでしょうかね。

そして、もう1曲、生前は、
最後のHot100入りとなってしまったのは、
Top40入りまで、あと少しでした、
42位まで上昇した、85年から、
86年にかけてのヒット"Bop"です。



85年リリースのアルバム
"Won't Be Blue Anymore"からのカットで、
カントリーチャートでは、
もちろん、第1位を記録していたようです。



バックで、"I Go Crazy"のPaul Davisが、
シンセなどを弾いていたみたいですね、
この曲。(曲作りにも参加)

で、ついでと言っては、なんですが、
England Dan & John Ford Coley時代の、
初チャートイン曲と、最後になった曲も、
貼っておきたいと思います。

初チャートイン曲は、76年に、
2位まで上昇していたという、
"I'd Really Love To See You Tonight"
邦題「秋風の恋」ですね。



初チャートインが2位ということですが、
いきなり売れたわけではなく、
4枚目のアルバム"Nights Are Forever"
からのカットなんですね。

タイトルカットでもあります、
"Nights Are Forever Without You"も、
連続ヒットとなって、日本でも、
どちらも、人気の曲になっておりますね。



そして、最後のチャートインは、
80年に、当時リリースされていた、
ベスト盤に収録されてカットされた、
"In It For Love"だったようです。
最高位は75位。



https://en.wikipedia.org/wiki/Dan_Seals
Dan Seals (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第117位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-03-21 19:12:05 | 最近の洋楽
今回は、名前だけ一文字のアーティスト、
どちらも、ビルボードのアルバムチャートで、
No.1になったことのある2人です。

まずは、Hozierですね。
配信のみでリリースされたEP、
"Eat Your Thing"のタイトル曲です。



EPは、3曲入りで、他の2曲
"All Things End"と
“Through Me (The Flood)"も、
当然、聴けますので、興味ある方は、
チェックしてみてください。

"Take Me To Church"の大ヒットから、
ちょうど10年なんですねぇ。
でも、まだ33才っていうのにも驚き。

そして、もう1曲は、
こちらは、44才になっているようですが、
Usherの新曲"GLU"です。



"GLU"って、なんぞや?
血糖値??(^^;)

さすがに、それはなさげで、
eが無いのですが、
glue(接着剤)のほうらしいです。

で、まさか、糊のことを歌うわけもなく、
いろいろエロい意味での接着剤のことのよう。

それにしても、ここまで、
ファルセットで歌いきるのも珍しいですね。
曲も、PrinceかD'Angeloかという感じ。

こちらは、まだアルバムの予定は出ませんが、
そろそろかも?という記事は見かけますね。

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
63人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #15

2023-03-20 11:06:13 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1979年に、Hot100での最高位、
15位を記録した、こちらのグループの、
このヒット曲です。



ロンドン出身のバンド、
Sniff 'n' the Tearsの
"Driver's Seat"ですね。

本国UKチャートでは、
最高位42位だったようで、
それほどのヒットには
なってなかったみたいですが、
オランダで大ヒットしていて、
Top10入りを記録し、また、
91年には、当時発売された
ベスト盤収録のロングバージョンが、
再度ヒットして、なんと、
No.1になっていたようですね。

何か、79年のヒットながら、
60年代のブリティッシュロックのような、
そんなサウンドが印象的な曲であります。

Sniff 'n' the Tearsは、ボーカルの、
Paul Robertsさんを中心に、
メンバーチェンジを経ながら、
現在も活動中のようですが、
1stアルバム"Fickle Heart"からの、
この曲、自分は、
リアルタイムでは聴けてないのですが、
この曲でもギターを弾いていて、
MVでも、けっこう目立っている、
Loz Nettoという人は、10代のころから、
Ben E. Kingのツアーバンドに
いたという人らしく、また、81年に、
Sniff 'n' the Tearsを離れたあとは、ソロで、
何枚もアルバムを出していまして、
83年には、アルバム"Loz Netto's Bzar"から、
"Fadeaway"というナンバーが、
Hot100の83位まで上昇する、
マイナーヒットを記録しております。



https://www.sniffnthetears.com/

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1988~

2023-03-19 10:01:29 | 懐かし洋楽
今回は、1988年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
カリフォルニア出身、Stacey Qの
"Don't Make a Fool of Yourself"です。
(Pop #66)



86年のTop10ヒット
"Two Of Hearts"で知られます、
Stacey Qの、88年リリースの
2ndアルバム"Hard Machine"からの
最初のシングルでした。



Stacey Qは、本名は、
Stacey Lynn Swainというそうで、
もともと、ダンスポップ系の、
プロデューサーで、
マルチミュージシャンでもあった、
Jon St. Jamesという人と結成した、
Q(のちにSSQと改名)というバンドで、
ボーカルを務めていた人なのですが、
85年に、ソロデビューすることが決まり、
そのバンドメンバーを従えて、
86年、1stソロアルバム
"Better Than Heaven"をリリースして、
そこから、"Two Of Hearts"と、
"We Connect"の2曲がヒットして、
人気者になりました。

この曲は、そんな彼女の、
さらなるヒットを目指した、
2ndアルバムからの
1stシングルだったのですが、
チャート的には、まったく振るわず、
結局、この曲が、現在までのところ、
最後のHot100入りとなっております。

ただ、Staceyさん、今もお元気で、
ライブ活動など、されているようで、
夏には、Wang Chungや、
Missing Personsなど、同じく、
80年代に活躍したアーティストたちと、
パッケージツアーを行うことが
決まっているようですね。

また、すでに3年前になってしまいますが、
2020年には、"AirPods On"という
新曲もリリースしていたようです。



https://www.instagram.com/staceyqband/

1988年3月19日付けのビルボードHot100
です。

1位は、昨年、ネタ使いされた楽曲が、
Top40に入っていました、
あのシンガーの、あの名曲です。

じつは無許可使用だったようですが...

<1988年3月19日、何があったか?>

いろいろと物議を醸しだしました、
Stanley Kubrick監督作品の映画
『フルメタル・ジャケット』が、
日本で劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/26594/
『フルメタル・ジャケット』(映画.com)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第15回です。