球児の夢の舞台が消えた
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて高野連は春の選抜大会に続き、8月10日から予定していた夏の甲子園大会も中止すると決めた。
高野連の八田英二会長は「球児の安全、安心に最大限配慮し、中止を選択せざるを得ない苦渋の決断で痛恨の極み」と語っている。
春の選抜大会に続き夏の甲子園までが消えた球児とっては夢の舞台まで失ってどんなにか悔しいことであろう。
テレビで球児たちが涙を流す姿を見て中学、高校と6年間野球に必死になって取り組んできた者にとっては胸に来るものがある。
つらい練習、試合に負けた時の悔しさ仲間と一緒に過ごした時間は何事にも代えがたい大きな財産だし将来きっと生きてくる。
政府から出された緊急事態宣言は徐々に解除され首都圏と北海道だけとなったが、コロナの終息の見込みが立たない状況では中止はやむを得ないこと思う。
日本ハム栗山監督
人生は納得いかなくても受け止めなければならない時がある。その感情を今後の人生で何倍にもして返すぞと前を向いてほしい。
クラーク記念高校(深川市) 佐々木監督
さまざまな状況を考慮しての判断だし中止を受け止める必要がある。「歯を食いしばりつらい練習を乗り越えてきた生徒の思いを発揮させてあげられなかったことは残念だ」。