予防対策気緩めることなく
首相は「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束させることができました。まさに、日本モデルの力を示したと思います」と強調した。
毎度のこととはいえ、25日の首都圏と北海道の継続緊急事態宣言を解除したときの記者会見の発言である。
汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」。 東京五輪最終プレゼンテーションの安倍首相のスピーチを思い出した。
※ 小沢一郎氏 安倍首相を批判 「嘘と自慢が主たる業務になっている」 5/19 (火) 18:17 デイリースポーツ配信
今回、関西3府県の解除からわずか4日で北海道や東京都など5都道県の緊急事態宣言の解除に踏み切った。
26日北海道新聞に新型コロナウイルス対策による経済悪化の不満や検事長を巡る問題への批判で支持率急落したため「解除ありき」の見方もあると載っていた。
道内の25日現在の新規感染者数は10万人当たり 0.80人で解除目安の0.5人を上回っていた。その日、鈴木北海道知事は一部休業要請や外出自粛を31日まで続けると表明した。
道内では一週間で42人の陽性が確認され経路のわからない感染者が複数出ている。医療大学の岡崎教授は「無症状者から目に見えない感染が起きている」と警鐘を鳴らす。
今後、宣言解除で気が緩み、人の往来が活発化することが予想される。自分自身で予防対策に気を緩めることなく、手洗いマスク着用、飛沫感染防止、不要不急の外出自粛を意識して行動しようと思っている。