パン食からご飯食へ
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おコメの消費が減少して在庫が多くなっているという新聞記事を見ました。おコメの産地に住んでいる爺はとても心配なことで、ぜひおコメを食べていただきたいと思って記事を書いてみました。
戦後、アメリカは大量に小麦が余り、日本人にパンを食べさせ、牛乳を飲ませ、肉を食べさせる戦略を推進してきました。
パン食はご飯と比べて、作る時間や手間暇がかからないため、多くのお母さんたちが直ぐ家庭でパン食を取り入れ、学校給食もパンと牛乳になりました。(最近は米飯給食になりましたが・・・)
そのころ野菜料理はお母さんにとって手間暇がかかるために、極端に作らなくなりました。
日本は小麦の90%以上を輸入しています。外国の小麦は、ほとんどがポストハーベストです。収穫後に殺虫剤、殺菌剤、防かび剤が散布されるため農薬の残留性が高くよく日本では問題が生じました。
それに市販されているパンは菓子パンが多く、おいしくするために油や白砂糖・イーストフード・PH調整剤・乳化剤・保存料などの添加物が大量に含まれています。
パンは水分が少ないため、どうしても牛乳やジュースで飲み込むか、バターやマーガリンの油、またはジャムをつけて食べます。
軽食の代表が「オカアサンハヤスメ」。オムレツ・カレーライス・サンドイッチ・ハンバーグ・焼きそば・スパゲティ・目玉焼きです。
さらに「ハハキトク」。ハンバーグ・ハムソーセージ・餃子・トースト・クリームシチューなど、どこの家庭でも朝食に食べています。
パン食ばかり食べていると、顎の発達や脳の発達に影響するといわれます。子供達には身体と精神・心に直接関係する主食をパンからご飯に変えてはいかがでしょうか。 ご飯を中心に野菜や海藻・果物・豆類も増やすこともお勧めします。