明日から道内も緊急事態宣言
政府は新型コロナウイルス感染症対策本部会合で北海道など8道県を緊急事態宣言の地域に追加すると決定した。
きのうの道内の感染者数は568人、旭川市は過去最多の83人にもなった。となりマチ旭川で感染者が多くなるとわがマチに飛び火してくるのが心配になる。
その旭川市には、わがマチから電車で25分、車で40分で大学生、高校生など200人ほど毎日通学している。すでに4人もコロナの感染者が出ている。
札幌市長は「本来は夏休み、お盆前に発令してもらいたかったというのが本心だ」と苦言を呈したが、道内では新学期が始まり対応が遅すぎる。
デルタ株の猛威により医療機関への負担も強まり、政府は軽症者や中等症の感染者を自宅療養させるとしたが、自宅療養中に家族の感染者が増加している。
コロナに感染し入院先が決まらず自宅療養中に呼吸困難に陥り命を落としている状況は、決して先進国とは思えないほどの政府の無策ぶりである。
菅義偉政権の無策は昨年からで、不要不急の外出を避けて「スティホーム」を呼びかけながら、一方でちぐはぐな「Go to トラベル」を推進した。
世論調査で国民の半数以上が五輪中止すべきといっているのに強行してデルタ株か五輪か関連性が不明であるがコロナ感染者が爆発的に増加した。
パラリンピックも五輪と同じようにの祭典が閉幕すると警戒感が緩みコロナウイルスが蔓延するのではないかと心配になる。
緊急事態宣言は27から9月12日までの17日間、菅首相はワクチンの接種でデルタ株にも明らかな効果があり明りははっきりと見え始めているといっている。
鈴木知事と、札幌市長は18日記者会見で政府が17日道内への緊急事態宣言発令を見送ったことを「理解できない」と批判していたので道民は政府の対応には厳しい。