好きで年寄りになったわけではない
年をとると、肩も痛い、足も腰も痛い。目もかすむし、耳も遠くなったようだ。腕も上がらず、背中が痒い、尿意も近くなった。
特に80才を超えてから、あちこち不都合なところが現れてきた。聞くところによるとわが身だけではないようだ。みんなもなるらしい。
毎日散歩して健康に気づかっているつもりだが、特に途中の尿意には困る。トイレを見かけたら、必ずそこで用を足すことにしている。
これも、年を重ねてくると、いったん出したいと思うと、もう我慢できなくて何がなんでも出したくなる。
駅でも、公園でも、街中のコンビニでもトイレがあれば、まだ大丈夫と思っても用を足すことにしている。
これが尿だからまだいいとしても。便であったら大変なことになる。やせ我慢は禁物、後で後悔することになる。
排泄孔のパッキンが緩んできたらしい。若い頃はパッキンの弾力が効いて大丈夫だったものが、少しづつ硬化して効かなくなってきている。
今年85才、他人から「元気そうで若く見える」とお世辞を言われることもあるが、心身の衰えを本人がつぶさに実感している。