爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

野村語録

2023-02-18 10:29:08 | つぶやき

野村語録


栗山監督が率いるWBCの日本代表が宮崎入りし強化合宿が始まった。もうすぐ野球が始まると何とはなしに気持ちが落ち着かない。

昔から野村監督が好きだった。クビ寸前のテスト生から戦後初の三冠王になり、監督で5度リーグ優勝・3度の日本一に輝やいた栄誉は今更称えるまでもない。

野村さんは「王や長嶋がヒマワリなら、 オレはひっそりと咲く月見草」といった。 1975年、600号本塁打を打った時に担当記者にぼやいた言葉だった。 

その大記録達成の日の観客は7000人。同日の巨人戦は5万人近い入りだった。歴史的談話は熟考し準備されたものだったという。

捕手時代は「ささやき戦術。」監督の時は「ID野球」。芸の域に達していた「ぼやき」。グチは不満を表し、ボヤキは理想と現実を表すといった。

仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだときに 野村語録はどれだけ励みになったことか、よく著書を引っ張り出してよんだ。

名言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」勝因には奇跡やまぐれもあるが、敗因にはセオリーから外れるなど必ず原因がある。

「ささやき」の昭和から「ぼやき」の平成へ、大記録と令和の野球文化を次世代に残して旅立ったノムさんは冥土でいま何を考えているだろう。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
WBCに・・・ (maru36)
2023-02-18 11:03:04
野村さんに 一度は、WBC監督やってもらいたかったですよね。
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私も ファンの一人 (屋根裏人のワイコマです)
2023-02-18 11:15:12
昔から スワローズファンでした。 国鉄から
サンケイアトムズを経てヤクルトスワローズ
その歴史に・・黄金時代を・・いい選手監督でした。
返信する

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