2010年の奈良の平城京遷都1300年記念祭の目玉になったのが、国宝阿修羅(アシュラ)像です。
最近、東京国立博物館でも、展示されましたが、奈良の興福寺では見物客が押し掛けて、3時間待ちで20万人の人が見たそうです。
また、2010年には、奈良の52のお寺が秘仏を御開帳するそうです。
この阿修羅像から火が付き、現在仏像ブームになっており、仏像イラストレーターの描いた、入門本が売れています。
阿修羅と言うのは、ペルシャでは、大地に恵みを与える太陽神でした。
しかし、インドでは大地を干上がらせる太陽神になり、インドラ(帝釈天・たいしゃくてん)と戦う悪神・悪魔・鬼となり、仏教では、釈迦(シャカ)を守る守護神の一つになったと言われています。
まるで、少年のような顔が3面についていて華奢な体つきに人気があるようですが、悪神・鬼神なのです。何を信じ何に頼るかと言う時に、対象物の本質を見極めないと危険なのです。
真の神様は、愛の神様で目に見えないけれど生きておられます。
その愛を体験してほしいですね。
いつも賛美グループが、ライブをしている駅ビルのショツピングセンターがあります。
2年半前、東京カリスマ聖会の帰りに私が使う電車が事故で全面ストップしたことがありました。
感謝して地下鉄を乗り継いで帰ることになり、久しぶりに昔アルバイトをしていた時、使っていた駅に行きました。
するとそこで、ライブをしていたので「やすらぎの歌」もさせていただくことになったのです。
最近は、たくさんのグループの応募があり予約を取るのも大変になりましたが、それでも、毎月させていただいて本当に感謝です。毎回いろんな会場に行きますが、イベント関係の方は皆さん腰が低くて優しい方ばかりです。
ところで、どの場所でも歌ってあげてるではなく、歌わさせていただいているという、心からのへりくだりが大切です。高慢は、まず思いの中に芽生え、それが口に出るようになったら危険です。
私も20年前に、それで失敗したことがあり、口に出した後仕事がぱったり無くなってしまいました。
人にと言うより、神様の前でそれは罪なので悔い改めましたが、今では良い経験だと思っています。
失敗も無駄にならないようにしたいものですね。
教会の帰りに、いつも新宿を通りますが、駅の構内の階段の上が私と友人の祈りの場になっています。
いつも、そこでいろんなことを感謝しながら、一致して祈ります。
何百人と言う方が通る所ですが、ここでの祈りは、良く聞かれます。
ある牧師の方は、足が不自由なのと、部屋が狭いため、横になって新聞紙を顔にかけて祈ると言う話を聞いたことがありました。
どんな雑踏の中でも、心から祈ることができるのです。
無神論と言う方も、何かあった時心の中で気が付いたら、祈っていたと言うことはあると思います。
ジョン・ニュートンと言う方は、神に背を向け奴隷商人となり、奴隷に対してひどい対応をしていました。ところが、船に乗っていた時、嵐に会い思わず神様に助けを求めて祈り、母親の形見の聖書を読んで、クリスチャンになりました。
そして、奴隷商人もやめ、驚くばかりの神様の恵みを感じて作った曲が「アメイジング・グレイス」です。
真の神様に祈ることができるのは最高に祝福であり、人生を変えます。祈りのある人生は本当に素晴らしいですね。