まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

殉教

2010年09月03日 | 歴史

今、殉教の本を読んでいます。リバイバルが来ると、必ず迫害の時代が来ますが、1549年にザビエルが日本に来て48年後には、公の殉教者である26人が長崎で磔になりました。
その前にも、公ではなく殺された方がいます。
ところで、森有礼が刺客に殺された理由は大きく二つあるとされています。
 彼は、アメリカでスエデンボルグ派の精神を持つ神秘主義のキリスト教で、共同生活をしていました。
だから、キリスト教徒だと思われていたのですが、日本で公にクリスチャンだとは言っていません。
しかし、キリスト教を国教にしたいと思っているという風評が流れていましたが、神官たちは、神道を国教にすべきだと請願が出されていました。
 もうひとつは、神社がいつて販売していた暦を、科学的要素を持つ大学の事業にしょうとしていたのです。
 こうなると、神社は収入の道を断たれてしまうので、これが直接的原因だと孫である関屋綾子さんは書いています。 
 伊勢神宮に行ったとき、森は白布の御帳がかけられているのが、神聖な所だということは知らなかったし、神官からの説明もありませんでした。 
神官の後に続いて石段を登り歩いてついて行ったら、その白布の御帳に差し掛かった時、敷石の所で突然神官が身をひるがえし門の右側にうずくまってしまったのです。 
それで、森が疑うことなく前に進もうとしたら、神官が一言二言何か言ったので、中に入ることはできないのかと言う態度で、やはり一言二言何か言って最敬礼をして退出したというのをお付きの人が目撃しています。
その後、旅館に神官が不行き届きを陳謝に来、知事も謝りに来たそうです。
しかし、これが森が杖でミスを開けた不敬行為として、日本中に広まり、それが信じた男が森を暗殺したのです。
誰が、その偽りを流したのか?初めから仕組まれていたのではないかとも言われています。
森がクリスチャンだったから殺されたと世間では噂していたので、先妻の子が止める中、妻と子は洗礼を受けたのです

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幕末ブーム

2010年09月03日 | 歴史

猛暑が続いていますが、みなさんくれぐれもお体には気を付けてくださいね。
今、次回作の人物ファイルを作っていますが、幕末・明治と言うのは本当に激動の時代で面白いですね。
NHKの「坂本龍馬」を妹と姪はギンギンになってみています。
見終わると、二人とも土佐弁になっていますが、それを見ていて本当にドラマの影響はすごいなーと感じました。
また、勝海舟が晩年に口実筆記させた「氷川清話」がまんがになっています。
いま、勝海舟・坂本龍馬・岩崎弥太郎は超人気ですね。
この間、サツマイモのあんと柚子あんの入った2食パンで、サブタイトルが薩長同盟と言うのを食べましたが、ブームはここまで来ているのかと思いました。
病院の売店でも坂本龍馬関係のコーナーが入口に大きく場所を取っていました。 ところで、有名な人物の経歴を見ると、元幕臣で、朝廷と敵対した方々が、結構明治政府の高官になっています。
また、国費留学生の中には、かなり抵抗した藩の人物が入っていました。
薩摩と長州だけではなく、いろんな有能な人物を登用したのを知るとうれしくなりました。
聖書でも、イスラエルの民の中で、捕虜や囚人となって行ったエジプト・バビロン・ペルシャなどでも大臣になったりお妃になった方々がいます。
外国人でも優秀な人物を重要なポストで用いるというのは、良いことだと思いますが、面白くない人もたくさんいます。
しかし、神様が御心たされた方々は、必ず守られています。
歴史は、神様の手の中にあるのです。

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