最近、野生のサルが街に出没して、人を襲ったという事件が相次いでいます。
それで思い出したのは、小学校の遠足だったと思うのですが、猿山の見学に行ったことがありました。左側に猿山があり、その横の坂をゆっくり登っていた時、先生がいきなり私を抱えて走り出したのです。
びっくりしていると、猿が私に飛びかかろうとしていたと言われました。
もし先生が気がつかなかったら、大けがをしていたでしょう。
父は、子供の時、犬にかまれて動物嫌いになりましたが、私もさる嫌いにはなっていたと思います。
かといって、現在猿が大好きというわけではありませんが・・・。
徳川15代将軍の孫・池田徳眞(とくざね)さんの書かれた「恩寵と復活」の中に面白いことが書かれていました。
個人的な意見として、「カトリックには仇打ちと言う思想がある。これは、世間で言うかたき討ちではなく、カトリックをひどく迫害し、信者を殺した人の子孫から神父を出す。」と書いていらっしゃいます。
なぜならば、ご自身の奥さんの実家は清水の徳川家ですが、奥さんの2人の叔父さんが、結婚されたお相手は島原藩主・松平家出身だからです。
つまり、清水の徳川家のご兄弟が島原の松平家の姉妹と結婚され、みなさんかつて先祖が迫害したカトリックになられたのです。
そのお子さんたちのうち、3人が神父さんになられたのです。
それ以外の4人の叔母さんたちは、みなプロテスタントで、2人の牧師がいます。かつて、キリシタン弾圧をした家系の方から熱心なキリスト教徒がいらっしやるのは嬉しい限りです。