ルカ1:37「神にとって不可能なことは一つもありません。』」
この御言葉は本当に、素晴らしいですね。
このような全知全能の神様に私たちは、愛されているのです。だから、失望することはありません。
全てを造られ、全てをおさめておられる神さまに、寄り頼む人生こそ、最高の人生なのです。
それを思うと、嬉しいし本当に感謝です。
読まなけらばならない本が、たくさんたまっています。
しかし、次回作の年表作りや、人物索引を作っているので、なかなか読むのが進みません。
この作品は、奥が深いので、何気なく出てくる方々の素性を調べると、とんでもない重要人物であることが分かります。
昨夜、紹介したカロザースとインブリーもそうです。
カロザースに関しては、10年前に描いたプロテスタント史外伝「一粒の麦」に詳しく出しているので、分かっていましたが、今回はインブリーがたくさん出てきます。ところで、1879年12月27日の大風の日、日本橋で大火がおこり、築地居留地もほとんど全焼してしまい、インブリーの家も全焼してしまいました。
この時、聖公会のウィリアムズ主教の家やメソジスト・ミッションや他の多くの宣教師たちの家々もみんな焼けてしまいました。
ある女性宣教師は、「何か起きる気がしていました。これ以上の安楽はないほどの生活で、この世で欲しいものなど他に何もありませんでした。あんまり、幸せ過ぎたのです。」と言って宣教師の言葉としてはひんしゅくをかっていました。
インブリー夫人は、逃げる時、銀器や宝石をランドセルに入れたのに、どさくさにまぎれて誰かに取られてしみました。
明治政府のお雇い外国人として一番有名なフルベッキは、橋の上で群衆に巻き込まれて圧死しそうになりました。
ちょうどその時、ポケットに入れていた日の出のマークが付いた勲章を取り出し、頭上高く掲げたのです。周りの人々より頭一つ高いのと、そのマークが光ったので、気がついた警官が5~6人で彼を引き抜いて助かったそうです。
初期の宣教師たちの歩みが分かり面白いですね。