まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

夏目漱石の最期の言葉

2012年05月01日 | 歴史

買い出しにスーパーに行こうと自転車に乗って5分くらいしたら、雨が降ってきました。
濡れて風邪をひいいたら困るので帰ってきました。
これから家の片付けの続きをします。
ところで、先ほど夏目漱石の兄弟の事を書きましたが、漱石ってハンサムですよね。
特に良く使われる、漱石の写真はいい顔をしているなーといつも思います。
漱石は、大の甘党で、胃病で苦しむわけですが、医者に止めらてもジャムを一瓶食べてしまいます。
神経衰弱や、糖尿病などにも悩まされていました。
後2月で、50歳と言う時に無くなるわけですが、最後の言葉が着物の胸をはだけて「ここに水をかけてくれ、死ぬと困るから」だそうです。
勝さんの「これでおしまい」と言うのもそうですが、最期の一言って重要ですね。
私だったら、「もっと光を」ではなく、「もっとあんこを」と言ってしまいそうです。

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高価で尊い!

2012年05月01日 | 歴史

夏目漱石には、4人の兄がいました。
漱石は、里子に出されていましたが、9歳の時に両親のもとに帰りました。
長男は、漱石よりも11歳も年上で鼻筋の通った色の白いハンサムで、近寄りがたい雰囲気の人だったそうです。漱石は、長男から英語を叩き込まれました。
その兄は、警察庁の翻訳係りをしていましたが、31歳で亡くなりました。
次兄は、放蕩三昧で、四男は夭折しているので、三男だけが残りました。
三男も病弱で養子に出されましたが、郵便局の技師になり、漱石の結婚も取り持ったのです。
この兄は、、普通の人生を歩んだそうですが、夏目漱石が亡くなった時、友人から「社会的に見ば、弟より君が亡くなった方が良かったね。」と言われたのです。
それってかわいそうですよね。
私たち人間は、それぞれが個性的にできています。
神様は、誰かが重要で誰かが劣っているとは思っていらっしゃらないのです。
神様の目から、一人ひとりは、高価で尊い存在なのです

 

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