土日で行われた夜叉が池伝説マラニック・・・存在そのものは昔から知っていたけれど、夜の悪評が参加を考慮することさえしない理由でこれまで来ていたけれど、お仲間の皆さんが大勢参加されて皆さん「今は夜もそんなこと無いですよ」とか「暑いけれど楽しい」って好評なので、ついに踏み切ったエントリー
暑さ対策をいろいろ教えてもらっていながら直前まで特別なことは行わず、台風が来るってニュースに対策するまでもない?って気持ちが膨らみ、さらには土曜日には直撃の確率が高くなって、近辺の自治体主催のイベントは続々と中止や延期の決定・・・そんな中でも、この大会に参加される方々は、よく言えば何事も前向きにとらえる方ばかり、雨だろうが酷暑だろうが全てを楽しむためのスパイスと考えて、中止なんてことは頭にないんでしょうね?
どちらかというまでもなく後ろ向きな私は、荷造りはしたものの暑さ対策は行わないまま、結局当日朝6時になって、行くだけは行こうと決断、本当なら存続活動の足しになるように養老鉄道利用が望ましいのだけれど、土砂降りの中を荷物をもって、たとえ10分ほどとは言っても・・・ってことで、念のため昨夜のうちに確認だけしておいたルートで車に決定、発着点に置いておく荷物はそのまま車に入れておき、林道終点と坂内体育館用の荷物だけを預けてスタートを待つことに
初めての参加なのと台風の影響でどのような運営になるのかを確認するため開会式へも出席・・・最初に挨拶された運営側副委員長さんに(@_@。・・・海宝さんのさくら道で途中何度もご一緒したWさん、式が終わってからご挨拶に向かい、当時とは10キロ近く痩せていることも有って判らないだろうと「海宝さんのさくらでよくご一緒した真野です」と名乗って思い出してもらいましたが、懐かしかったですね・・・参加者名簿には他にもウルトラ界のレジェンドのお名前がゾロゾロ、それだけでも行って良かった(*^^)v
雨なので屋内で行われました
大会の方ですが、参加案内に「競争ではありません」って大きく書いてあり、大会名もマラニックなので時間内にたどり着けばいいやって気持ちでのんびりスタート、ルートも判らないから周りに常に人がいる状態にって気持ちで普段のジョグペース、真ん中より少し遅いくらいでしょうか・・・ところが池田温泉のところで会長から「遅いよ」って声がかかり「いっぱいいっぱい」と応えたものの、確かに遅すぎるかって思いなおしてそこから徐々にペースアップ
藤橋エイドでは30番手くらいに上がっていたようでした
ボランティアをやっていた会長に撮ってもらいました(*^^)v・・・元気ですね
初日はブレて見難いですが
ゴール後はお風呂でお湯を被ってサッパリしたものの、まともに着替えられる場所が無いのでとにかくその日の就寝用に持ってきたものにザっと着替えて、貰ったチケットを使って生ビールに豆腐、フランクフルト、串カツにお弁当で腹を満たしてから就寝場所となる体育館へ移動、上位で戻ってきていたのでほぼ好きなように場所を取れて、腰を下ろしてからゼッケンの付け替えなど翌日の準備を行って、これを書こうと思っても上手く開けず、諦めてから眠る前にもう一度挑戦して何とかアップしました。
少し離れたところに鈴鹿のYさんと生駒のエスさんが隣り合わせ、話をしに行ってそこへ会長も加わってしばし雑談、翌日のメイン「夜叉が池」への登山については無理だろうねって言うのが皆さんのご意見で結局翌朝5時に最終決定となり、雨の降り方からして自然破壊につながる登山は無いと私は決めつけて眠り、翌朝2時半の起床時間よりも早く2時過ぎから活動開始、大会参加で一番の懸案「トイレ」もうまい具合にしっかりと時間を確保して不安なくスタート時間を待つことに
待ち時間にエスさんが蟹江の美女Hさんと一緒の写真を撮ってくれました・・・エスさん写真くださいね(*^^)v
スタートは前日同様にゆっくりというかさらに遅くほぼ最後尾、ヘッデンを点けると一瞬ピカッと光ったと思ったら・・・アレ~?・・・やむなく集団の中に紛れ込んで動きますが、この時点では上りを上りと感じていない足の状態なのでごぼう抜き、なるべく他の人について動きますが心の中では「速く明るくなれ」の繰り返しでした(^-^;
明るくなってからは周りを気にすることなく走れましたけれど、登山口4キロの標識を過ぎて暫く、折り返してくるランナーがいて(@_@。・・・トップと7キロ差?・・・2番手とは5キロ差・・・皆さん速いですね・・・結局折り返し時点は30番目くらい、ここには二人の美魔女Mさんとりっちゃん、エールを貰って下り、役立たずだったヘッデンを荷物に入れて下って行きますが、高山の状態からいったらはるかに遅いペースなので問題ないって判断して快調に・・・
坂内のチェックポイントは20番以内だったでしょうか、折り返し地点で想定よりずいぶん上の順位だったのに驚きもありましたけれど、何度も前に誰も見えない状態に分岐があるたびになんとなく不安、マーキングしてもらってあるところは大丈夫でしたが、そうじゃないところでは「こっちだったよなっ?」て半信半疑で進んだところも(^-^;
途中でKさんエイド、けんちゃんも一緒でエイドの皆さんから元気をもらいますが、そろそろ暑さが気になりだしました・・・この時点では悪くっても13時にはゴールできるだろうから暑さの本番は避けられるって思っていたのですが・・・
思ったより手ごわい「暑さ」に久瀬のエイド手前、そこにエイドが有るのは判っていたけれど我慢できずに自販機でドリンク購入、エイドでもしっかりと補給はしましたが手遅れだったか?揖斐川を「恋の吊り橋」で渡り返して旧道部分に入るところで自販機で水を購入、結局ここで買ったペットボトルは途中何度も水を入れてもらってゴールまで一緒でした。
しばらくは登りは歩き、下りは走るってことを繰り返しながら進みますが次第にそれも怪しい状態、坂内までに抜いた記憶のあるゼッケンにドンドン抜き返されます(^-^;・・・このころにはゴールは14時?14時半?って計算して何とか前に進みますが帽子の中には大きな氷、手のひらには手ごろなサイズの氷を握って何とか体を冷やしながらですが、きつく感じてます・・・ついでに久しくなかったアキレス腱に痛みも出てきて(>_<)
粕川を渡ってから池田温泉までの強烈なアップダウン、前日には何の苦もなく走り通せたのが「誰がこんな変態ルートを・・・」って心の中で毒づきながら、途中の施設エイドの方々にも助けられながら池田温泉からの下りで車のりっちゃんからエールを貰っても反応するのが精一杯、道路脇の温度表示が「34度」、自分でもヤバい状態になっているのを自覚できるほど
大きな日陰を見るたびに腰を下ろしてって誘惑に負けそうになりますが、このころには何とか14時前にゴールできそうな計算になっていたので、とにかく気持ちを奮い立たせてますが、神戸町の看板が見えた時にはまだ14時ゴールは確信はできず、ドンドン抜かれても抵抗する気力も無く、歩くのが精一杯
ゴールまで1.8キロの最終チェックポイントで42位にいることが判って(@_@。・・・とっくに50位以下になっていると思っていたのに・・・ここを出る時点で一人抜かれ、養老鉄道踏切を渡った交差点で右へ行く案内板が目についてウロウロしている間にもう一人、結果的にこれが功を奏してゴールは14時少し前で45位・・・飛び賞のお米をゲットでした・・・転んでもただでは起きないしぶといじじいの本領発揮ですね(^-^;
荷物をもって車に戻って着替え、食欲は全く無くとにかく無事帰宅することだけを念頭に大人しく運転、帰宅しても荷物を部屋に持って行くだけで精一杯、安心感からでしょうね?むかつきをおぼえてトイレに籠ってリバース準備もなかなか出ず、指を突っ込んで無理やり、口をゆすいでとにかく横になるためにシャワーを浴びて、洗濯機を回してから眠り、ひと眠りしてから一気にこみあげてきてゴミ箱のお世話に
固形物なんて2時過ぎに食べたおにぎりとバナナ、その後エイドでしそ巻きをいくつか食べたけれどその他には水ようかんかオレンジにコーラ、お腹の中は空っぽでも食欲はゼロ、昨日書いたように細かいことを思い出す気力も無く、胃薬を飲んでそのまま眠ってしまい、今朝は通常の時間に起きたものの、体は言うことをきかない、それでも何か食べなければってことで山用の梅かゆを食べて、温めた牛乳に砂糖を入れて、その後も部屋でグダグダ
今日の12時前になってようやく「空腹感」をおぼえて、まだ良くないかと思いながらカップうどんに卵を落として食べ終えてからこれを書き始めました。
完全に熱中症の症状と冷たいもので胃をやられたのだと思いますが、ここまでダメージを受けたのは???初のウルトラや超ウルトラでも胃をやられたことは有っても熱中症は初めて、アキレス腱の状態も良くないのでもちろん今日は完全休養・・・サイボーグじゃなくって人間の証明ですね(^-^;
少しですが食欲も出たってことは回復の兆し、良く冗談で言いますが「食べられる間は大丈夫」です(*^^)v
喉が渇いて仕方ないので嫌いなP(参加賞でもらったもの)を少し冷やすのを兼ねて氷で割ったものを飲みながら・・・昨日シャワーの時点で計った体重が56キロを切ってましたからほぼ4キロ分が汗の形で失われていたのかと思うとゾッとします・・・この大会(特に炎天下)を楽しめる皆さんを人間とは思えないってのが今の正直な感想です(^-^;