記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

吉田初三郎と京都の老舗・和多田印刷との関係

2007年03月30日 18時09分51秒 | 吉田初三郎
 吉田初三郎の研究の中で、私が最も力を入れているのは印刷美術 との関係である。初三郎は大正初期から昭和30年に亡くなるまで の45年間、印刷技術の進化の中で自身の活動を継続していった。 当初は石版印刷(リトグラフ)の中での版画的・浮世絵的な表現を 模索し、大正12年の関東大震災以後進むオフセット印刷(現在の 主流印刷手法)に切り替わる過程、そして単色重ね刷りによるカラ ー表現から、絹本原画をその . . . 本文を読む