先日ずっと探していた「福岡炭坑」本社竣工記念の絵葉書セットを入手しました。現在、福岡市西区にある「小戸公園」一帯にあった炭坑です。
1914(大正3)年創業の福岡炭鉱(小戸坑)は、木屋瀬・鞍手等福岡県内の小さな炭坑を束ねたグループだったようですが、資料が少なく「産業遺産巡礼」などの著者・市原猛志さんによれば「謎多し」とのこと。
福岡炭坑といえば、早良鉱業(姪浜炭坑、現・サワライズ)の前 . . . 本文を読む
昨年、2020年夏に入手した段ボールいっぱいの1950〜60年代のマッチ箱から、福岡市「中洲(東中洲)」の喫茶店マッチ紹介(その1)。
中洲で最初に自動ドアが付いたという「ニューフランス」、シャンソン喫茶「ブルーシャトー」、洋酒と珈琲の「キャラバン」。
懐かしの喫茶店アンケートの中にも名前が出てくる3店。コロンパン、エスキモー、いるか。
コロンパンの裏側は、喫茶センター。デザイン . . . 本文を読む
先日、久留米市の道の駅で大豆の「ぎすけ煮」を見つけて購入しました。サイトで検索すると「儀助煮(ぎすけ煮)」に関する由縁の説明がいくつか出てきますが、パッケージやお店の情報は無いようですので、手持ちの資料からご紹介します。
「儀助煮(ぎすけ煮)」は博多・中洲中島町の宮野儀助さんが明治期に製造法を確立、博多名物となり戦前は東アジア(朝鮮半島や中国大陸)にも輸出されたそうです。戦前の福岡市土産品案 . . . 本文を読む
2021年3月のダイヤ改正でJR九州の特急「有明」が運行を終えるとの事で、とりあえず手持ちの1970〜80年代ポジフィルム2000余点の中から数点拾い出し^_^。
私自身は残念ながら「有明」に一度も乗る機会がなく、「富士」「はやぶさ」等の寝台列車が運行終了した際のような感傷的な気持ちがありません。ただ、子供の頃に鉄道旅行に憧れた時期があったのも事実です。
特急「有明」で思い出したのは、 . . . 本文を読む