記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

新天町や福岡中央郵便局の1950年代の写真たち

2022年12月14日 19時58分28秒 | 福博まちの記憶

12月11日(日)午後は、久しぶりに絵葉書研究会の12月例会(JAZZ喫茶JAB貸切)に参加しました。

交換会では新天町や福岡中央郵便局など、再開発計画が発表されてタイムリーな時事ネタ写真も入手しました♫いずれも1950年代の貴重な写真、福岡中央郵便局は1959年に新築落成を記念して岩田屋が贈呈した写真のようです。

また「博多・土居町付近」裏面書き込みがある1945(昭和20)年6月の福岡大空襲直後の写真も入手。観察すると、現在の綱場町・昭和通りの蔵本バス停付近から中洲方向を見たアングルのようで、右奥には福岡玉屋らしき建物、その手前に十五銀行ビルも見えます。左はおそらく住友銀行など焼け残った建物の裏側…。

この時期の写真は新聞社撮影か落石栄吉資料(福岡市総合図書館蔵)など限られるので、貴重かもしれません。

その他、旧博多駅前(現在の祇園町)にあった緑屋旅館や、福岡玉屋、さらに博多パラダイスの入場チケットなども。

絵葉書研究会の面々はそれぞれ専門分野の研究者でもあり、多くが書籍も出版しています。

私が初参加したのは2001年でしたが、刺激を受けて「ふくおか絵葉書浪漫(2004年)」「西鉄ライオンズとその時代(2009年)」「美しき九州〜大正広重・吉田初三郎の世界(2009年)」「伝説の西鉄ライオンズ(2014年)」「松永安左エ門と福岡の近現代史(2021年)」などの著作をはじめ、地域史・社史・記念誌・フォトブックなどの執筆・企画編纂に携わるきっかけをいただいた、歴史ある文化サークルです。

現在は偶数月(筥崎宮蚤の市・風の市場開催日など)日曜午後に渡辺通5丁目・雷橋そばにある老舗JAZZ喫茶「JAB」にて例会を行っています。

 

にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)

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