先日から博多の誇る写真ジャーナリストの先駆者・大崎周水氏のご遺族から様々なエピソードを伺っています。博多の芸能演劇世相文化史を記録していた先達・故佐々木滋寛(千代町松源寺重職)氏の福博民俗資料絵葉書の発刊をサポートしていた事や、戦後まで絵葉書の監修をされていた事を伺い納得しました。
佐々木氏は西日本鉄道が昭和34年から発刊している「にしてつニュース」創刊時から永く連載執筆、その幅広い知識と関心に圧倒されます。氏の集めた資料群は博物館等へも入っていない様子、機会があれば一度全容を確認したいと思ってます。
そういえば西鉄ライオンズとも関係深し、「完全試合」西村貞郎氏や中西太氏と親しかった大関・朝汐(のち横綱)九州場所の当初の宿舎が滋寛氏が重職を務める松源寺で、昭和33年の朝汐優勝時の祝勝会もココで開かれ西村さんらが参加したとか(詳細は近刊の拙著「伝説の西鉄ライオンズ」にて紹介)。
写真は、佐々木滋寛さんの戦前の年賀状、「博多松囃子」三福神の夫婦恵比須です。