ブログでのお知らせを失念していましたが、2024年4月12日の西鉄天神大牟田線開業100周年を前に、西鉄天神高速バスターミナル・バスミュージアムの展示は『西鉄天神大牟田線・貝塚線100年のあゆみ』になっています。予定では9月中まで展示を観ることができます。
代表的車両の秘蔵写真や解説・鳥瞰図など刊行物と共に、西鉄天神大牟田線&貝塚線の歴史を振り返っています。バスミュージアム・コーナーの幅6mいっぱいに展開。
西鉄福岡(天神)駅や福岡三越があるソラリアターミナルビル3F、高速バスターミナルの出発口付近です。天神にお越しの際は、ぜひご覧ください(^.^)。
また、展示内容をもとに公式サイト「にしてつWEBミュージアム」でも特集サイト「西鉄天神大牟田線100年のあゆみ」を公開!近々、貝塚線100年のあゆみも公開予定です。
2024年8月現在までに、私が企画ネタや監修等でお手伝いしているFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」(16時台)でも、開業100周年特集を放送しました。福岡ローカルで配信のない番組ですが、ご覧いただいた方もいると思います。
同年2月26日は「春日原駅・西鉄春日原変電所編」を放送し、開業当時からの変電所内部に侵入して歴史や役割を紹介。同5月6日の「西鉄福岡(天神)駅・開業100周年スペシャル」では、福岡駅の歴史変遷や開業当時の起点(0キロポスト)を確認したりしました。このロケは、西鉄天神大牟田線の開業記念日(4月12日)に敢行し、記念ラッピング車両の出発式や福岡管理駅長さんのインタビュー。OB吉富実さん(ブラタモリ案内人など)にもご登場いただき、初代駅舎や2代目駅舎などの地上駅時代から、高架駅の痕跡なども紹介いただきました。
再来週8月26日(月)の放送では、天神大牟田線開業当時の発掘映像が流れるかもしれません。初代福岡駅時代の天神にまつわる九大フィルハーモニー・オーケストラの物語、これは開業100周年のニュース等をみた九大フィル前顧問の松村先生からの西鉄広報課への情報提供から始まった企画で、7月22日にロケを敢行しました。
西鉄天神大牟田線が開業した1924(大正13)年、同じ年の1月26日には九大フィルハーモニー会(オーケストラ)が「水上公園」の開園記念の演奏で日本人指揮・歌唱によりベートーベン交響曲第9番第4楽章を演奏していて、これが「歓喜の歌」の国内初演なのだそうです。
・九大フィルハーモニー・オーケストラ 第九日本人初演100周年
当時の演奏の再現を含めて、九大フィルハーモニー・オーケストラでは9月16日にアクロス福岡シンフォニーホールでの100周年記念演奏会が予定されていて、ロケでは練習にも潜入しています。すでに九大フィルの公式Xではロケ風景の写真も公開されていますのでチェックください。また、演奏会のチケットは上記九大フィルのサイト等でチェックください。8月16日現在、すでにS席は完売しているようです。