昭和の激動期を生き抜き、戦後紅白歌合戦にも4回出場している、
歌手・赤坂小梅の記録映画が、故郷・筑豊で先行上映されている。
「黒田節」「炭坑節」など郷土の民謡・古謡をはじめ、各地の民謡を
一般市民へ広めた功績は計り知れず、その波乱の生涯は観る人を早く
も魅了しているようだ。
赤坂小梅生誕100周年記念・記録映画「小梅姐さん」
http://www.koumenehsan.com/100nen/
今日の新聞に、炭坑節にも唄われている旧三井田川鉱のシンボルで
あった二本煙突が老朽化で危機に瀕していたものが、市が予算計上を
決めてなんとか復旧へ向けて進む旨の記事が掲載されていた。国の登
録文化財への申請もするとのこと。
炭都・田川市の最盛期、昭和28年と33年に吉田初三郎は田川市
の鳥瞰図を描いている(33年版の直筆トレース図は私が所蔵。これ
は二代目初三郎・吉田朝太郎の作)。残念ながら捜索もむなしく未だ
に絹本原画は確認できていないが、田川市制10周年記念の28年版
印刷物を見ていて「田川市市制十周年記念・正調炭坑節」「赤坂小梅」
の文字と、今に伝わる正調炭坑節の詩が掲載されているのに気づいた。
小梅の名とともに。三味線・豊藤梅香、尺八・菊池淡水、囃子・田
中和男の名も記載され、同じく小梅が唄った「田川小唄」とともに、
日本コロムビアレコード発行となっている。「田川小唄」の版権は田
川市役所で、こちらの音源も可能であれば聴いてみたい。
地図中心6月号が11日に届いた。特集は剣岳で、表紙は吉田初三
郎の「富山県観光鳥瞰図」の剣岳・立山などの部分である。この号に
は私も「町内会活動から見た博多の中心、冷泉地区の戦後史」を寄稿
した。
他に今号で気になったのは「標石の絵葉書」の文章。絵葉書会の幹
事をしている身であるが、標石の絵葉書はさすがに意識したことが無
かった。絵葉書の世界は実に奥が深い。
今日の写真は、炭坑節に唄われた二本煙突と、筑豊のシンボル・香春
岳の写真。吉田初三郎の写真資料(ネガ類)の中にあった1枚で、こ
れをもとに昭和28年「田川市鳥瞰図」の表紙絵は描かれている。
歌手・赤坂小梅の記録映画が、故郷・筑豊で先行上映されている。
「黒田節」「炭坑節」など郷土の民謡・古謡をはじめ、各地の民謡を
一般市民へ広めた功績は計り知れず、その波乱の生涯は観る人を早く
も魅了しているようだ。
赤坂小梅生誕100周年記念・記録映画「小梅姐さん」
http://www.koumenehsan.com/100nen/
今日の新聞に、炭坑節にも唄われている旧三井田川鉱のシンボルで
あった二本煙突が老朽化で危機に瀕していたものが、市が予算計上を
決めてなんとか復旧へ向けて進む旨の記事が掲載されていた。国の登
録文化財への申請もするとのこと。
炭都・田川市の最盛期、昭和28年と33年に吉田初三郎は田川市
の鳥瞰図を描いている(33年版の直筆トレース図は私が所蔵。これ
は二代目初三郎・吉田朝太郎の作)。残念ながら捜索もむなしく未だ
に絹本原画は確認できていないが、田川市制10周年記念の28年版
印刷物を見ていて「田川市市制十周年記念・正調炭坑節」「赤坂小梅」
の文字と、今に伝わる正調炭坑節の詩が掲載されているのに気づいた。
小梅の名とともに。三味線・豊藤梅香、尺八・菊池淡水、囃子・田
中和男の名も記載され、同じく小梅が唄った「田川小唄」とともに、
日本コロムビアレコード発行となっている。「田川小唄」の版権は田
川市役所で、こちらの音源も可能であれば聴いてみたい。
地図中心6月号が11日に届いた。特集は剣岳で、表紙は吉田初三
郎の「富山県観光鳥瞰図」の剣岳・立山などの部分である。この号に
は私も「町内会活動から見た博多の中心、冷泉地区の戦後史」を寄稿
した。
他に今号で気になったのは「標石の絵葉書」の文章。絵葉書会の幹
事をしている身であるが、標石の絵葉書はさすがに意識したことが無
かった。絵葉書の世界は実に奥が深い。
今日の写真は、炭坑節に唄われた二本煙突と、筑豊のシンボル・香春
岳の写真。吉田初三郎の写真資料(ネガ類)の中にあった1枚で、こ
れをもとに昭和28年「田川市鳥瞰図」の表紙絵は描かれている。