記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

四十にして惑わず、人生の先輩方に学ぶ日々。

2007年06月11日 23時12分46秒 | 博多湾
 今日は夕刻から毎月定例の会合に出掛けた。地元財界の諸先輩方が
集う会であるが、私は他の参加者よりもひと廻り以上、下手すると二
廻り年少で、しかも他の皆さんは地場大手企業のトップの方々。私が
以前所属していた会社の会長も来られていて、最初は緊張したもので
あるが、半年していつの間にか正会員にしていただき、今日も楽しく
歓談し美味しいお酒をたらふく飲んだ。

 誘っていただいたK氏からはとにかく若年の私には会費も高いだろ
うが、継続して参加することこそ勉強だからと教授いただき、今では
皆さんの顔と名前も憶えて毎回楽しいひとときとなっている。仕事の
話はタブーの会であるが、話の至る所に皆さんの経験談が出て、これ
が一番勉強になる。

 なぜ私がこの会に参加できているのか不思議で仕方ないが、K氏に
よれば「あんたは面白い」とのこと。人間として面白ければ、受け入
れるところが博多んもんの奥深いところである。K氏とは地元某出版
社から本を出している「仲間」であり、ボランティアで苦楽をともに
している?仲間意識が誘っていただいた理由であろう。

 今日の会合では、K産業の専務、某新聞社経済部長と永く話した。
K産業は今年で創業200年、福岡・博多の近代発展の下地を作った
伝説の経営者がいた会社である。その会社の家訓は「つつましく目立
たぬように」とのことで、それを聞いた私は納得した。歴史の永い会
社ほど、目先の流行や経済動向に流されずに堅実な経営をしているも
のである。この会社がなぜ200年も続いているか理解できた気がし
た。

 明日は朝7時から中洲で早朝勉強会である。今日の会は毎月第二月
曜日の夜、そして早朝勉強会は毎月第二・第四火曜日の朝と決まって
いるため、寝不足にならないよう早く寝るに限る。明日は5件も打ち
合わせが入っていてハードな一日である。

今日の写真は懐かしの博多の建築物シリーズ(笑)!
(2003年9月撮影)
3年前に3階以上を取り壊した九州松下本社(パナソニックコミュニ
ケーションズ)。昭和初期の建築で、元々は日本足袋福岡工場(現ア
サヒコーポレーション)だった。当時の絵はがきも多数ある。

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