吉田初三郎の戦後作品は自治体の「昭和の大合併」前後に集中しています。企業絡みの作品も多く「島本町・大山崎村史蹟景勝鳥瞰図」は、今話題のサントリー(旧社名壽屋)山崎工場を中心に描かれています。
さらに「大山崎」といえば、大河「軍師官兵衛」のクライマックス「中国大返し」山崎の戦いの古戦場も。
それにしても、6枚目の天王山「十七烈士の墓」「太閤旗立松」の左の山肌にある「蛙の京阪見物」二匹のカエルが気になります(笑)古典落語「京見物(京阪見物)」が題材でしょうか…初三郎作品に共通する遊び心。
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