同じく8月23日(日)の絵葉書研究会で入手した昭和28年の「西鉄宮地岳線」アルバムです。
同じ本はこれまでに西鉄広報アーカイブ所蔵品と、西戸崎公民館に展示しているものを見たことがありますが、これは写真の印刷も含めて保存状態が素晴らしく良好です。
実はコレ、2つ前のブログで紹介した「筑前国中三十三ヶ所道中案内地図」のオマケとして譲っていただきました。しかし、改めてよくみると貴重な写真ばかりです。駅舎や変電所などの施設、もちろん多々良車庫や当時の車両も多数掲載。
1枚目、多々良川の橋梁は臨港線の新旧鉄橋が写っており、右から国鉄線、西鉄宮地岳線、臨港線(旧)、臨港線(新・現在のもの)そして名島橋と並ぶ絶景写真です。
その他、千鳥橋にあった西鉄博多駅(宮地岳線の元々の起点の0キロ標。貝塚駅は現在は起点ですが今も当時のままの3.5キロ標があります)、貝塚公園の場所にあった福岡競輪場や福間競馬場、松本清張原作の映画「点と線」に登場する初代西鉄香椎駅舎など…見飽きません。