記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

KBCの昭和30年代のベリカードと昭和の東中洲

2015年08月25日 18時57分28秒 | 福博まちの記憶

8月24日(月)はKBCさんに籠って諸々作業でした。このところ週1~2回ペースでアーカイブ映像に絡むプロジェクトで通い中です。今週末はKBCオーガスタも開催されます。

これは現在地へ移転前のKBCさんのベリカード。久留米市でラジオ放送を開始して昭和31年12月に福岡市へ進出した頃のもののようです。

3枚目は小倉局のベリカード。昭和33年7月の開局時のもののようで、同年開通した関門国道トンネルがデザインされています。

4枚目は昭和32年当時の東中洲の景観とKBC入居の花関ビル、看板もKBCです。昭和30年4月に竣工した同ビルは、いわゆる九州初のメディアビル。九州各地のメディアの支店が入居してました。10年ほど前までラジオ放送を手がけるKBCメディアさんはこのビル上階にあって、よく訪問してました。それにしても、行き交う西鉄福岡市内線の路面電車の塗色が皆グリーンツートンなのはホントでしょうか。

5枚目は花関ビルのある東中洲(西大橋)夜景。昭和34年、テレビ開局により長浜の放送会館へ本社移転後なので、屋上広告看板がKBCから日立へ変わります。日立の看板は平成に入っても設置されていました。右隣の大洋ビルの屋上看板は麻生セメント、昭和40年代に入ると大洋ビルも8階建てに増床されて屋上看板はサントリーになります。サントリーの看板は2006年まで40年以上続いたそうです。

看板やネオンサインの変遷をなんとか本にまとめられないかと、写真資料などを10年前から地道に集めています。


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