記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

元劇場「蓬莱観」と切り絵作家のお二人の縁。

2015年08月18日 21時49分32秒 | 福博まちの記憶

調べてみると、中津市「蓬莱観」に最初に伺ったのはもう7年も前。中津市で活動する切り絵作家・工家丘予人さんに紹介されて一緒に訪問しました。

店内では工家さんの切り絵商品(ポストカードやカルタ)も展示販売されています。

お隣にある中津城公園内の「黒田官兵衛みやげ館」では昨年発刊したカルタを含めて、工家さんの作品を商品化したものが多数販売中で、三池カルタ・歴史資料館の梶原館長とのツーショット写真も一緒に展示されてました。昨年、中津の切り絵カルタを寄贈されたんですね。

そういえば私も、三池カルタ・歴史資料館の秋の特別展「地図・絵葉書でめぐる大牟田炭都物語」展で吉田初三郎没後60周年記念講座を担当させてもらいます。詳細後日。

工家さんとは築上印刷(テレ東・大江麻里子アナのお父さん経営)在籍時にデザイン室で3年間一緒に仕事をした間柄、私が1991年末に退職しゼンリンへ転職した後も、工家さんは2004年まで築上印刷に勤務され独立。現在は切り絵作家として大活躍中です。ちなみに私も今は写真にハマってますが、以前は古い町並みのペン画をホンキで描いてました。

工家さんが独立するきっかけが博多のきりえ作家・小西一珠喜さんの存在、5年前に工家さんのリクエストで櫛田神社前にある小西さんの工房へご案内したこともありました。写真はその時のお二人です。

グラフィックデザイナーは年齢を重ねる中でアート系へ転換する方も少なくありません。私のように郷土史や近代史の分野に入っても基本は写真やアート(吉田初三郎の鳥瞰図など)を再評価・発掘することを基本にしている人間は稀かもしれませんが(笑)縁はつながります。


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