西鉄甘木線大堰駅そば、大刀洗町の「大堰神社」が来年100周年とのことで、たしか床島堰や江戸堰と共に大堰神社建立当時の絵葉書があったと思い、未整理資料を少しチェック。
とりあえず絵葉書が2枚、あと本殿とかもあったはず…も、なかなか発見できず。
大堰神社は、床島堰の完成に尽力した功労者を讃える神社です。
以下、大刀洗町公式サイトの大堰神社解説から転載。
「この地方の水田を潤す床島堰は正徳2(1712)年難工事の末完成をみた。床島堰の恩恵はこの地方の農業振興に欠かす事ができない。大正年間に床島堰建設の指導者をたたえ、草野又六・高山六右衛門・秋山新左衛門・鹿毛甚右衛門・中垣清右衛門・丸林善左衛門を追加合祀した。」
神社創建当時の地元新聞に「九州鉄道より川上川発電所からの電力供給を受け…」とあるそうで、西鉄広報に諸々照会があったのでアドバイザー役の私も諸々対応したり…。西鉄甘木線の夏景などを何度か撮りに行ったこともあり、大堰神社そばで撮った写真はお気に入り。
私、いちおう「たちあらい応援大使」でもあるので、毎年夏の「えだまめ収穫祭」などイベント開催時で無くても、よく立ち寄るエリア。2019年1月には、大刀洗町の公式撮影会(神社編)にも参加して大堰神社をはじめとする町内の古社をたくさん撮影していたり…。
えだまめ収穫祭のとき、会場そばの駐車場はすぐに一杯になるので、車で行く際は大堰神社の駐車場に停めててくてく歩いて行くことも何度か。そばには名酒「三井の寿」で知られる酒造もあったりして、意外と散策も楽しかったり…猛暑が終わって涼しくなったら、また西鉄電車で散策に行こうと思う。
・新刊『松永安左エ門と福岡の近現代史』
・にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)