文化の秋、芸術の秋、仕事の秋…。

　14日に発表された今年の福岡県文化賞は、知人や仕事で関係している人、
応援している人が受賞し自分のことのように嬉しい。社会部門には私も著書
でお世話になっている出版社「海鳥社」。奨励部門は劇団「ギンギラ太陽ｓ」
主宰の大塚ムネトさん。そして特別部門は長谷川法世さんである。

　17日の冷泉地区の敬老会にはゲストで法世さんも参加していた。会長から
「我らが法世さんは文化賞ば受賞しました」と紹介。敬老会は和やかな雰囲
気の中で芸どころ博多ならではの様々な芸が披露された。小学生の筑前琵琶
演奏や博多古謡なども毎年の見所である。記録係の私はシャッターを切りま
くった。

　19日、平原氏宅へ借りた資料の返却に伺い、ある方々を紹介していただい
た。博物館や資料館などのプロデュースをする会社であるが、新しい館の構
想に平原氏の資料などを活用したいとのことであった。私が吉田初三郎の研
究をしていることを伝えると、お一人は特に初三郎ファンとのこと。初三郎
の屏風絵複製が館正面に設置されている萩博物館の開館にも携わられたそう
で、初三郎話しで盛り上がった。

　私の新しい出逢いの大半は人を介しての紹介である。西鉄さんの写真資料
のお手伝いが本格化して、このところ西鉄さんに伺い写真資料選びに追われ
る日々が続く。西鉄の百年史事務局を紹介いただく際、複数の知人から同時
に同じ方々を紹介された。知人の一人、Ｙ氏から昨日わざわざお電話いただ
いた。「西鉄さんには行っていますか」とのこと。勉強会でご一緒して９年
になるが、気にかけてくれる先輩方がいて幸せだと思う。

　昨日、ギンギラ太陽ｓの新作「チョコレーツ・オブ・チロリアン」嘉穂劇
場公演のチケットが届いた。ヨーロッパ企画の新作「火星の倉庫」先行予約
もなんとか取れたので、秋はまたまた演劇三昧となりそう。その前に10月は
仕事は修羅場となりそうな気配になった。長丁場となりそうだった仕事が次々
に10～11月の完成へと前倒し（笑）。計画的にやらねばならぬ！

今日の写真は、昭和初期の太宰府停車場絵葉書。現在の西鉄線である。

アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか