16日、この日は朝から小倉・旦過市場へ。北九州市立大の学生たちが中心となって企画した「街と市場の写真撮影会」に参加した。参加者は40名弱、旦過市場の各商店が協力し、参加費を払い撮影会の腕章を付けた人ならば、この日の3時間だけは自由に撮影したり、撮影モデルをお店の人にお願いしても良かった。
もちろん肖像権があるので、お店の人に事前に撮影許可を得るなど常識的な条件は設けられているが、参加者たちは自由に市場内を徘徊し、各人思い思いの写真を撮っていた。私は最初から全てのお店をターゲットにはせず、夫婦や家族でやっている老舗商店を10軒だけ選び、店頭での笑顔写真を中心に撮影して廻った。
市場一帯は昨夏、水害でかなりダメージを受けたそうで、店の看板や店構えが新しくなっている処も多かった。市場商店街加入(旦過内には細かく5つの市場がある)の112軒のうち昭和20年代から続く店は3分の1程度とのこと。
市場や商店街を撮影して廻る時の楽しみは、お店の人との会話、そしてここだけの名物商品たちの味見である。もちろんこの日も撮影するお店の商品は必ず1品以上購入し、そして撮影許可とブログ等への公開許可を得た。30日にこの日撮影した写真の中から自信作を持ち寄っての批評会&写真展示会があるので、その日に各お店へプリントを届けることをはっきり伝え、作業風景やお店の中の風景、店頭に並んだ店主夫婦の写真を撮影。
15日夜の会合でおかはちさんが言った内容も意識。市場の写真を撮るなら老舗商店で、店主夫婦がいい感じに並んで、というシチュエーションをメインに考えて撮影した。残念だったのは私の流儀に沿うと、鮮魚や肉屋系は一品を購入しても持ち帰るのが困難なので最初から除外。本当は北九州の象徴である鯨肉の専門店などを撮影したかった。
前から工房内を取材したかった「小倉かまぼこ本店」へ。名物のカナッペ(カマボコ)をいただきながらご主人と店の歴史や店頭看板の由来を伺う。また、古い旦過市場の写真の在処など色んな話を伺うことができた。これから色んなつながりができそう。店頭には番組「なんしょうと!」などで最近続けて来た博多華丸・大吉の色紙も飾ってあった。
ぬかみそ炊き「宇佐見」では、小笠原藩ゆかりの百年床ぬかみそ漬けを購入。聴けば店頭にいたおばあちゃんは商店街の中でも最高齢とのこと。乾物屋の吉村商店では、店の上にある古い看板に「博多明太子ふくや直売店」の文字を発見し話を伺う。北九州で最初に辛子明太子をふくやさんから仕入れて売っていたのが吉村さんのお店だったそう。連日人気だったが、ふくやさん自体が直営店を旦過市場近くに出したため、今は扱っていないんだそう。
昔ながらのお菓子量り売り「村上甘泉堂」さんは、とにかく店頭・店内すべてが「昭和」である。旦過市場の界隈は全体が昭和レトロであるが、ここはその中でも別格。ブログへのお顔公開は恥ずかしいとのことだが、きっちりと「いい感じ」の店頭写真もおさえた。
そして昼食タイム、とっておきの老舗「赤壁酒店」でおでんをつまみながら立ち飲み(笑)。ここは1杯、半カップなど店内の美味しいお酒を安価でテイスティング的に楽しむことができる。女性にも人気なのがラム酒でつけた「ハブ酒」、冷え性に効果ありだそうだ。
お酒まで入ってしまい、いい気分で集合場所である「大学堂」へ。ここは旦過市場の中心にあり、北九州市立大と市場が連携して空き店舗に活性化拠点を創ったもの。今回の企画の発起人が大学写真部の女の子たちだと知って、その実行力には敬服した。30日の作品品評会&展示会が楽しみだ。
今日の写真は、旦過市場の村上甘泉堂店頭。掲載許可済み。
もちろん肖像権があるので、お店の人に事前に撮影許可を得るなど常識的な条件は設けられているが、参加者たちは自由に市場内を徘徊し、各人思い思いの写真を撮っていた。私は最初から全てのお店をターゲットにはせず、夫婦や家族でやっている老舗商店を10軒だけ選び、店頭での笑顔写真を中心に撮影して廻った。
市場一帯は昨夏、水害でかなりダメージを受けたそうで、店の看板や店構えが新しくなっている処も多かった。市場商店街加入(旦過内には細かく5つの市場がある)の112軒のうち昭和20年代から続く店は3分の1程度とのこと。
市場や商店街を撮影して廻る時の楽しみは、お店の人との会話、そしてここだけの名物商品たちの味見である。もちろんこの日も撮影するお店の商品は必ず1品以上購入し、そして撮影許可とブログ等への公開許可を得た。30日にこの日撮影した写真の中から自信作を持ち寄っての批評会&写真展示会があるので、その日に各お店へプリントを届けることをはっきり伝え、作業風景やお店の中の風景、店頭に並んだ店主夫婦の写真を撮影。
15日夜の会合でおかはちさんが言った内容も意識。市場の写真を撮るなら老舗商店で、店主夫婦がいい感じに並んで、というシチュエーションをメインに考えて撮影した。残念だったのは私の流儀に沿うと、鮮魚や肉屋系は一品を購入しても持ち帰るのが困難なので最初から除外。本当は北九州の象徴である鯨肉の専門店などを撮影したかった。
前から工房内を取材したかった「小倉かまぼこ本店」へ。名物のカナッペ(カマボコ)をいただきながらご主人と店の歴史や店頭看板の由来を伺う。また、古い旦過市場の写真の在処など色んな話を伺うことができた。これから色んなつながりができそう。店頭には番組「なんしょうと!」などで最近続けて来た博多華丸・大吉の色紙も飾ってあった。
ぬかみそ炊き「宇佐見」では、小笠原藩ゆかりの百年床ぬかみそ漬けを購入。聴けば店頭にいたおばあちゃんは商店街の中でも最高齢とのこと。乾物屋の吉村商店では、店の上にある古い看板に「博多明太子ふくや直売店」の文字を発見し話を伺う。北九州で最初に辛子明太子をふくやさんから仕入れて売っていたのが吉村さんのお店だったそう。連日人気だったが、ふくやさん自体が直営店を旦過市場近くに出したため、今は扱っていないんだそう。
昔ながらのお菓子量り売り「村上甘泉堂」さんは、とにかく店頭・店内すべてが「昭和」である。旦過市場の界隈は全体が昭和レトロであるが、ここはその中でも別格。ブログへのお顔公開は恥ずかしいとのことだが、きっちりと「いい感じ」の店頭写真もおさえた。
そして昼食タイム、とっておきの老舗「赤壁酒店」でおでんをつまみながら立ち飲み(笑)。ここは1杯、半カップなど店内の美味しいお酒を安価でテイスティング的に楽しむことができる。女性にも人気なのがラム酒でつけた「ハブ酒」、冷え性に効果ありだそうだ。
お酒まで入ってしまい、いい気分で集合場所である「大学堂」へ。ここは旦過市場の中心にあり、北九州市立大と市場が連携して空き店舗に活性化拠点を創ったもの。今回の企画の発起人が大学写真部の女の子たちだと知って、その実行力には敬服した。30日の作品品評会&展示会が楽しみだ。
今日の写真は、旦過市場の村上甘泉堂店頭。掲載許可済み。
いつもは商品ばかり見ていますが...
目線を上げて、看板や 店内も観察してみました。
あらためて、時代を感じました。
毎日、通っていても、以外と見えてない...ですね!
誰かなと一瞬思いましたが、い◯ださん?
旦過は楽しい場所です。福岡市には無いもんね。
柳橋連合市場とも違います。
規模は小さいけど若松の丸仁市場とか、好きな
市場が北九州には多い。
新鮮な野菜、魚、お肉・・・
旦過の物は子供たちにも「おいしぃ」と好評です。調理方法は一緒なので、素材の良さですね。
毎日のように買い物してる私より、詳しいね~!
今度、教えてもらおっと!