20日夜は久しぶりに「いきっ子会」へ出掛けた。2年前、博多湾周遊絵巻
の完成時に卓話ゲストに招いていただいてそれ以後、何度か参加したが最近
は日程が合わず久々の参加であった。焼酎「壱岐っ子」を囲んでのフラット
な会で九大の森先生が会長をされている。地元で活動する文化人もよく参加
するので、私にとっては新しい出逢いの場のひとつである。
この日は卓話ゲストが、いつもお世話になっている海鳥社の杉本さん。私
の出版本「ふくおか絵葉書浪漫」の担当編集者である。今も次の出版の仕事
を一緒にしていて、編集者として今回のポストカードブックの出版も相談に
乗ってもらった方だ。その人徳からかこの日は参加者が90人近く、通常は70
人前後というから会場は少々混雑するくらい盛況であった。
先日亡くなられた稲尾和久さんも卓話ゲストに来られたことがあり、その
ご縁で焼酎「鉄腕稲尾」も創られている。月1回、15年欠かさず続けて来た
会を楽しみにしている常連さんも多い。
初参加の方も今回は多く、この日最初に名刺交換いただいたのはステンド・
グラス作家の帆足力志さん。ステンドグラス界の曲芸師と云われ、数々の銘品
を生み出してきた重鎮である。TV等で取り上げられたのを拝見したことがあ
ったので、とても貴重な出逢いとなった。
劇団・無限塾の梅川さんとも名刺交換、2月に新作「武士の中」公演を行う
そうである。花魁を巡る武士の話とのことで、主演の花魁役のお二人も来られ
ていた。演劇観賞が趣味の私としては美味しい焼酎を飲みながらの演劇話しは
最高の気分転換である。
いつものようにカメラ片手に街の夜景を撮りながら帰路へついた。中洲の入
口、花の関ビルの日立の看板は取り外されていた。昭和20年代以降、ずっと
中洲のシンボル的な看板だっただけに老朽化で今年限りのビルの夜景もしっか
りと撮影。10年前と比べると那珂川沿いのネオンは数段寂しくなっている。
昼間観ると空き看板が目につく。インターネット広告へ移行した看板主が多い
そうだ。歓楽街の景観も少しずつ変化している。
せいもん払い最終日を終えた上川端通り、静まりかえったアーケード街を歩
くのも好きである。小腹がすいたので、どこのお店に寄ろうか考えた末、瓦町
(キャナルシティ近く)の屋台「笑平」に入った。冬モードに入り周囲を囲ん
だ屋台の風情も大好きである。TVでは「なんでも鑑定団」放送中で、博多の
生んだ画家・富田渓仙の掛け軸の本物が登場していた。
屋台も貴重な出逢いの場である。先客の話しを聴きながら気付くと会話に加
わっている。何の仕事をしているのかと尋ねられたのでポストカードブックの
話しをした。隣にいた方はお父さんが市内電車の運転手だったとのことで、話
が盛り上がった。
ここ2日ほど、ポストカードブック販売先のインキューブに本が無かったと
直接電話をくれる方が7名ほど続き、西鉄さんに確認した。早速補充をしてい
るそうである。九州初出店のロフトが先日オープンしたが、ライバルとなるイ
ンキューブの人混みは衰えていないようだ。ポストカードブックのお礼電話も
毎日数件届く。これが一番嬉しい。
今日の写真は、昭和50年頃の中洲夜景。
左端の城山ホテルは今はなく、その向かいの花の関ビルの日立看板も
取り外された。50年続いた大洋ビルのサントリー広告塔は昨年無くなっている。
ポストカードブックシリーズ解説・通販
アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
人気blogランキングへ
鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
の完成時に卓話ゲストに招いていただいてそれ以後、何度か参加したが最近
は日程が合わず久々の参加であった。焼酎「壱岐っ子」を囲んでのフラット
な会で九大の森先生が会長をされている。地元で活動する文化人もよく参加
するので、私にとっては新しい出逢いの場のひとつである。
この日は卓話ゲストが、いつもお世話になっている海鳥社の杉本さん。私
の出版本「ふくおか絵葉書浪漫」の担当編集者である。今も次の出版の仕事
を一緒にしていて、編集者として今回のポストカードブックの出版も相談に
乗ってもらった方だ。その人徳からかこの日は参加者が90人近く、通常は70
人前後というから会場は少々混雑するくらい盛況であった。
先日亡くなられた稲尾和久さんも卓話ゲストに来られたことがあり、その
ご縁で焼酎「鉄腕稲尾」も創られている。月1回、15年欠かさず続けて来た
会を楽しみにしている常連さんも多い。
初参加の方も今回は多く、この日最初に名刺交換いただいたのはステンド・
グラス作家の帆足力志さん。ステンドグラス界の曲芸師と云われ、数々の銘品
を生み出してきた重鎮である。TV等で取り上げられたのを拝見したことがあ
ったので、とても貴重な出逢いとなった。
劇団・無限塾の梅川さんとも名刺交換、2月に新作「武士の中」公演を行う
そうである。花魁を巡る武士の話とのことで、主演の花魁役のお二人も来られ
ていた。演劇観賞が趣味の私としては美味しい焼酎を飲みながらの演劇話しは
最高の気分転換である。
いつものようにカメラ片手に街の夜景を撮りながら帰路へついた。中洲の入
口、花の関ビルの日立の看板は取り外されていた。昭和20年代以降、ずっと
中洲のシンボル的な看板だっただけに老朽化で今年限りのビルの夜景もしっか
りと撮影。10年前と比べると那珂川沿いのネオンは数段寂しくなっている。
昼間観ると空き看板が目につく。インターネット広告へ移行した看板主が多い
そうだ。歓楽街の景観も少しずつ変化している。
せいもん払い最終日を終えた上川端通り、静まりかえったアーケード街を歩
くのも好きである。小腹がすいたので、どこのお店に寄ろうか考えた末、瓦町
(キャナルシティ近く)の屋台「笑平」に入った。冬モードに入り周囲を囲ん
だ屋台の風情も大好きである。TVでは「なんでも鑑定団」放送中で、博多の
生んだ画家・富田渓仙の掛け軸の本物が登場していた。
屋台も貴重な出逢いの場である。先客の話しを聴きながら気付くと会話に加
わっている。何の仕事をしているのかと尋ねられたのでポストカードブックの
話しをした。隣にいた方はお父さんが市内電車の運転手だったとのことで、話
が盛り上がった。
ここ2日ほど、ポストカードブック販売先のインキューブに本が無かったと
直接電話をくれる方が7名ほど続き、西鉄さんに確認した。早速補充をしてい
るそうである。九州初出店のロフトが先日オープンしたが、ライバルとなるイ
ンキューブの人混みは衰えていないようだ。ポストカードブックのお礼電話も
毎日数件届く。これが一番嬉しい。
今日の写真は、昭和50年頃の中洲夜景。
左端の城山ホテルは今はなく、その向かいの花の関ビルの日立看板も
取り外された。50年続いた大洋ビルのサントリー広告塔は昨年無くなっている。
ポストカードブックシリーズ解説・通販
アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
皆さんの郷土愛というか何と言うか。的中したのでしょうね。
本日のメルマガも興味深く読ませていただきました。
また、栢野さんのブログにも、紹介されてましたよ。
高齢の方に取材をされているとのこと。
日の目を見ていない貴重な財産が、それこそあちこちに眠ってるんでしょうね。
ロマンがあってうらやましいです。
ではまた。交流会等での再会を楽しみにしてます。