名古屋市博物館「NIPPONパノラマ大紀行~吉田初三郎の描いた大正・昭和」展はりっぱな図録が制作されています。その表紙に使用されている「木曽川と大同電力」鳥瞰図を3分割でご紹介。福博電気軌道(福岡市発展の基礎になった軌道)に始まる福沢桃介と松永安左エ門の実業タッグはここでも活発でした。
松永安左エ門が福岡に遺した功績を改めて検証するため、自伝も含めて10数冊の評伝や伝記・関連本を入手し読破。その成果は近日執筆公開予定です。この作品の直後、戦時下の企業統合により解散となり、発電所は関西電力・中部電力・北陸電力の3社に継承。