marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(730回) 杉原千畝の映画を見た

2020-09-12 22:34:15 | 日記

 杉原千畝という映画を見た。ギリシャ正教の教会で彼が十字をきり祈る場面が一寸ある。彼はクリスチャンだったのだろうか。それであれば、彼がなぜ、ユダヤ人を助けたか理由が推測できるかもしれない。聖書を読んでいなければ外交官にも慣れないだろうし、旧約を読んでいるということは信ずるかどうかは別にしてユダヤ人の歴史は少なくともその物語として知っているからだ。彼が情報機関に属していたか、大使館員の役目を任じられていたかは別にしてその歴史を動かしてきたであろうと言われる何か(彼らが信ずる神という存在)に共感し、世界を変えたいと一役かったわけであった。無論、教養としても海外に行き、国と国の橋渡しをする役目をになうものは、ユダヤ人の過酷な歴史を学ばなくてはいけない。6000人の命を救ったと言われ、彼が助けたがゆえにその後の世界を形成した実に多くのユダヤ人が世界に貢献しであろうことを僕らは知らなくてはいけない。表沙汰にはならないがゆえに僕らが知らない世界の歴史において、底辺を流れる神の民の歴史を知らなくてはいけない。彼らは世界に離散したのであった。イエスがサマリアの女に言う。「救いはユダヤ人からくるからである」と。・・・世界は大きく変わろうとしている。  Ω