◆内村鑑三が、アメリカに到着した1884年、僕の今、在籍する教会は、この地でプロテスタントで初めて、アメリカから来た宣教師達による礼拝が献げられた。秋田県で136年になり最も歴史がある。本来、教派というのが、結局、どうしても人の言葉の分裂を生むから、詰まるところの教えは、生きているキリストの言葉を聴くこと、「あなたは聖書を何と読むか、私を誰というか。」に、応える私であろうとすること。・・・これについては、いずれ書くこととしましょう。◆本を整理していると、片付くどころか、かつて読んだ本であるにも関わらず、そのまま、そこで再び、読んでしまうので僕の部屋の拡散状態は変わらない。内村鑑三の『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』が、目にとまり、これは是非、多くの人につまみ食いでもいいから、読んで欲しいと又、思ったものだ。◆それは、キリスト教国アメリカが、共和党、民主党とある現状の国民(果たして、州ごとに法律が異なって、州の集まった合衆国<本来、合州国であろうけれど>)なのであったな。現状の混乱は、どうなのか、トランプ大統領のごとく、マスメディアは、実はフェイクなのであるかもしれない。・・・で、「第6章 キリスト教国の第一印象」だけでも、文庫本の薄い本ので立ち読みでもいいので、さらさら読んで拾い読みでもして欲しい。◆拝金主義(金が力である)、人種差別、泥棒はいるわ・・・、なんと、自分の故郷のばあさんの純粋な信仰の心ある思いよ、ああ、故郷日本よ。そして、彼は思う。「輝かしい光が強ければ、それだけ、暗闇は深く暗いのである。山に登った人は、山がどういうものか、外から常に見ることができないので分からなくなるのであると。」◆今、内村鑑三のこの本が多くの人に読まれて欲しいと願う。・・・
◆キリスト誕生のアドベント第2週の中を過ごしています。アドベントは、イエスの誕生のひと月前からの聖日、日曜日を一週ごとに誕生の備えの喜びを迎える教会の行事です。今年は11月29日から、クリスマス・ツリーに、灯がともりました。アドベントは、そもそも神の御子イエス・キリストが、地球に人類救済の使命を果たす果たすために、その冒険をなしてきたadventureから由来すると、言われます。◆初代『はやぶさ』が、故障を克服して、5年の歳月を掛けて戻ってきたことには、映画になった程でしたから、多くの人が感動したのではなかったでしょうか。そこで、僕などは、天に帰ったイエスが、世の終わりに人々の救済のために、必ず、再び地上に戻って来られるという聖書に書かれていることを思い、この時期を過ごしています。巣ごもりの中、静かな時間をクリスマス賛美歌は、おおきな慰めとなっています。◆『はやぶさ2』は、任務を果たし、再び11年間の旅に旅立ちました。・・・