marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

(その1)世界のベストセラーを自分のものに:聖書私的勝手に解説!

2023-10-30 11:06:34 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教

  クリスマスも近づき、カトリックではキリストのミサ(クリスマスのこと)は何より、聖日(日曜)には最優先に守られるべき儀式である。司祭さんらは、信徒をさしおいてもまずは最優先でこのことを行う。(といのは、少し言い過ぎ、コロナ禍で信者が教会の礼拝に来られずとも、司祭さんらは自分たちで、聖餐のミサは行っているということ。カトリックでは、第一にこれが存在の意義。)

自分のものに・・・は、古本屋さんにも聖書は出回っているので、赤線引いたり、書き込みする方は購入していただいて、で、新規で買う為、書店にいくと訳が異なるものがあるなぁ、とまずは思われるわけ。いずれどういうものをどこで手に入れられようといいわけだが、とにかく自分のものとして欲しいということの願いがひとつ。一家に一冊ではなく、一人に一冊を!。

まるで意味が異なっているというのは無いはずですから、目にするのは普段、教会で用いられている最もスタンダードなものが並んでいるかと思います。章も説も、言語は異なれどほぼ同じ。世界中で同じ、内容を読むことになるわけです。海外の小説を読まれるには、娯楽本は別にしても殆ど、宗教性ベースがこの聖書ですから。

***********

『引照付き』のものは、少し進んで、書かれているあちこちの聖書の文言の関連が細かな字で書かれている。いのちのことば社 あたりの索引、引照付きは各物語の前に、書かれた時代とか、誰が書いたとか、短い解説もあってさらに勉強になりますね。

実は、この細かに書いてある文字の内容が、今までの聖書が研究された結果でもあるわけで、教会にはこの細かな『索引』『引照付き』などの聖書はおいてはおりません。内容は、牧師先生のお話のネタ元にもなっていることもあり、第一にこれが大切なことなのですが、聖書は、標準的に述べ伝えられてきた内容そのものから、あなた自身への語り掛けであり、あなたからの応答が求められているものだからです。

ある人には”自分のものにする”には、とにかく『自分』の『言葉』で読まないといけないという努力が必要。『自分』、『言葉』など、それだけでもいろいろ考えるべきことが出てくる、というか、のちのち考えさせるというのが聖書の学びの裾野にある。

それで、まったくそのようなことの一切の介在なしに、生きておられるという『神の霊』に接触されるという体験をする人もいるということ。ここで心すべくは、我々は霊的な生き物でもあるので(しかも”万物の霊長”と言われる)、正しい霊を求めてください、ということ。実におかしな霊がうろつきまわっているので。

***********

ヨハネ伝にはしきりに「繋がっていなさい」と述べられているのは”キリストの霊(聖霊)”のことです。毎年10月31日はM・レターの宗教改革の記念日。彼は、初心者のひとに、ヨハネ伝とガラテヤ人への手紙を、まず読みなさい、と勧めている。

***********

先に、聖書は不思議で不思議でたまらない、というのが相変わらず思わされていること。つまるところ、生きて働く神はいらっしゃるのであろうということ。裾野が広すぎて、何でもありのようだが、書かれた時代と時代の背景と誰が書いたか、などは時折、思って読むこと。

沢山ある解説本を読まれる時も、この心がけが必要です。歴史的に、筆者のその時代、書く人、読む人、広める人など。最後に彼は何に感化されて書かざるを得ない欲求に囚われたのか・・・など。

しかし、それにも関わらず人には限界があるので、まず、正統派である福音主義の教会の礼拝に通い牧師の解き明かしなるお話を聴かれることをお勧めする。

・・・天地創造来、命までかけて伝えようとした要、その胆はどこにあるのか。(・・・続けてください。あなたの生死がかかっている。)

***********

ここでの勧めは、まったくの個人的体験から来るもの。①聖書をまず購入されてください。読みやすいリビングバイブルではなく、まず、スタンダードなやつ。それで、②最終は自分の言葉で読むこと、を心がけること。介在は参考程度に。③解説には礼拝に出続けて出席され(一度では決して分かりませんが)理解を深めてください。

③のここでも、礼拝の牧師の介在というものが入りますねぇ。介在物の独自出版物の方が力を持って解説される宗派も出て、社会問題も起こしてくる。・・・まさに聖書に書かれているように悪い彼ら(👽)が食い尽くすものを求めてうろつき回っているわけだ。

結論は最終②です。・・・生きているキリストの言葉と自分の思いが同期する時があります。説明はできませんが自然と涙腺が緩みます。

というお勧めで今回、終わります。・・・

(追:掲載の写真は、よくあるひやかし本のようでもある表紙だが、そうではなく生きておられる主という方としっかり会話がされる経験をされた方むけの本で、内容は文献的研究としてまともなもの。はやく、固い食べ物を食べられるようになってください。今の世界が見えてきます。・・・神学はとても面白い。