東京・晴海埠頭にカナダ海軍のハリファックス級フリゲート艦FFH338「ウィニペグ」が寄港しているというので見てきました。
一昨年の夏に来たFFH334「レジャイナ」と同型艦なので見に行くのどうしようかなと思っていたのですが、夜勤明けで行けば丁度出港が見れそうなので眠い目をこすりながら行ってきました。
出港はAM10時予定。
レインボーブリッジの遊歩道から見ることも考えたのですが、この冬期間は開くのが10時ということで、ちょっとギリギリすぎるかなと思い無難にここ晴海埠頭客船ターミナルで見ることにしました。
「レジャイナ」には無かった箱型の大きなレーダーが装備されているんですね。
これがHCM/FELEX改修なのかな?
2017年までにはハリファックス級全艦がこの改修を受けることになっているので「レジャイナ」も今ではこのレーダーが付いているのかもしれません。
海っぺりはやはり寒いです。
その上海自側からヒトヒトマルマルに変更との放送が聞こえてきました。
このタイミングで変更の放送ということは恐らくは出港時間……
まーじーかー
まぁ暑いよりは全然マシだけど。
身を縮こませ待つこと40分。
寒さの中夜勤明けの睡魔が襲ってきて「寝るな! 寝たら死ぬぞ!」とお約束なやりとりを脳内でしていたところ突然サイドパイプ(笛)の音が響き、「ウィニペグ」の煙突から蒸気が吹き上がったかと思うとそれに呼応したかのようにタグボートが接近を始めました。
まずは「ウィニペグ」の後ろに接岸していた海上自衛隊護衛艦DD153「ゆうぎり」が出ていきます。
ホストシップとして「ウィニペグ」をエスコートする艦はDDG173「こんごう」となっていたのですが、先日からの北朝鮮の弾道ミサイル発射予告に対応する為に出動したようで、この「ゆうぎり」に変更されました。
逆光な上に排煙が風に乗ってこちらに流れてくるので写真的には厳しい。
レインボーブリッジお台場側から狙えば順光だったのか。
出港時刻が遅れたので余裕で間に合っただろうし。
まぁいまさら言っても遅いので、逆行ならではのフレア込みの写真を撮ってみよう。
「ゆうぎり」出港をサポートしたタグボートが追い越して行きます。
そして「ウィニペグ」もバースから離れ始めました。
今日は快晴なのでカナダ海軍艦特有の淡く緑がかったグレーがまったく出せません。
それとも「レジャイナ」よりもその緑成分が薄いのかな?
カナダ艦といえばのメープルリーフがかわいい。
この寒風吹きすさぶ中、水兵のみなさんが甲板上に並び手を振ってくれます。
我が家には小ぶりなカナダ国旗があるので(F1鈴鹿で夫婦してジャック・ヴィルヌーヴ選手を応援していたので)持ってくればよかったかな。
ほんの1時間半ほど見ていただけなのですが、それでもなんだか寂しく感じちゃいます。
レインボーブリッジをくぐりやがて見えなくなりました。
客船ターミナルではあるのですが、軍用艦であってもこんな掲示がされているのですね。
年に数回しか使われないターミナルなので寂れていて、このような掲示システムも昔のままという感じです。
「ライブ船舶マップ」によると14時すぎごろに東京湾を出て「ゆうぎり」はエスコートを終えたようです。
さ、帰る前に「KiRa-KiRa Sensation!」歌うか!……ってそれはもういいって?
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