幕張でポタリング日記

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「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」第17話は気持ちよかった

2016-02-06 21:08:19 | 日記
アニメ「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」最新話の第17話でやっと2期初めての本格的戦闘シーンが描かれました。

ちょっと展開が早く駆け足だった気もしますが、炎龍を倒して終わりではなく、前半のクライマックスでしかないので消化という意味ではしかたがないのでしょう。

このお話は確かに自衛隊側が無双すぎてストーリーの王道からはハズレているかもしれません。

やっぱり両勢力が拮抗しているか、あるいは圧倒的不利から辛うじての逆転劇のほうが盛り上がりますものね。

でも、たまにはこんな爽快感のある展開があってもいいんじゃないかと思います。

そう、ぼくたちミリタリー好きは過去様々な作品でモヤモヤを抱えていました。

トカゲをでっかくしただけの怪獣や闇の世界から来た一見少女にしか見えない魔女、人間のはずなのに少し能力を持っているというだけの敵イケメンキャラクター。

それらに絶えず蹂躙され続けてきた我らの自衛隊。

そうなるはずはないのに……

近代兵器舐めるな!

そう叫び続けて幾年月。

やっとこの「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」でフィクション世界の自衛隊が持つ無念を晴らすことができた心地よさがたまらないのです。

そう、「GATE」は元自衛官作家によるリアリティやキャラのカワイさも魅力なのですが、やはり根底にあるこのカタルシスこそが作品のキモとなっているのだと感じます。


「戦国自衛隊」もそうでした。

戦国時代に放り込まれた自衛隊。

当然その戦力は並み居る戦国武将の軍を圧倒します。

それは只の大量虐殺ではあるのですがやはり爽快感を感じるものでもありました。

でも、最初はそれでいいけれどもそのままではお話になりません。

補給も無いままに消耗していく物資弾薬。

最後にはもう数発だけが残ったピストルに使い慣れない刀だけという兵装で立ち向かうしかなくなり、そして破れ散っていく自衛官たち。

その悲壮なラストを際だたせるかのように前半のカタルシスがありました。

そこへいくと「戦国自衛隊1549」は……

この作品にはその爽快感はまったくありませんでした。

オリジナル「戦国自衛隊」と差別化しなくてはいけないのはわかります。

でも、過去にタイムスリップした自衛隊員とそれを追い時間を遡った現代の自衛隊員との自衛隊同士の戦闘なんて、この戦国自衛隊を冠するタイトル作品で見たいと感じる要素とはあまりにもかけ離れたものでした。

別にそれ戦国時代じゃなくてもいいじゃんみたいな。

ぼくは「亡国のイージス」や「終戦のローレライ」等の福井晴敏氏の小説は好きなのですが「戦国自衛隊1549」だけはがっかりしました。


だから、それら過去何十年にもわたるそんな不満を爆散させるパワーを持ったこの「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」が面白くてたまらないんです。



……えっ?

レレイちゃん?

かわいいよねー

とくに最新話で珍しく感情を露わにした演出が光っていて魅力的でした。

なんだかんいってもやっぱり萌えだよね。

そしてF4ファントムライダーの神栗コンビ(笑)




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