横浜港大桟橋客船ターミナルに「ナッチャンWorld」が停泊していると聞いて見てきました。
このナッチャンWorldが横浜に寄港するのは7年ぶりだそうです。
曜ちゃんが好きなカタマランシップだよ! 決して小さくはないけれど……
かつては函館ー青森間を結んでいたのですが、あまりに燃料を食う等で業績悪化の為に定期運用は現在終了しています。
変わったカタチのフネですね。
オーストラリアのインキャット社が建造販売しているウェーブピアサー型のカーフェリーです。
このように2胴式のカタマランでとても薄い船体のために抵抗が少なくそして平面積が大きくとれるのが特徴です。
一見3胴のトリマランに見えますが、こうして正面から見れば中央は海面に届いていないのがわかります。
左右の船首が尖っており、通常波に当たるとその浮力により持ち上がり揺れを繰り返すところをこのウェーブピアサーの船首は波に突き刺して(浮力が小さいので持ち上がらない)進むために高速時の動揺も少ないのだとか。
後部はカーフェリーらしくランプ付きです。
当初定期航路に就いていた時にはこの後ろ開口部全体がランプとなっていたのですが、定期旅客運用が終了した今特殊な接岸施設がネックとなるためにこのようにサイドランプに改造されました。
それは……
その高速性と車両の積載力に目をつけた自衛隊が2025年まで輸送使用契約を結んだからです。
有事の際に接岸場所が限られては困りますからね。
高機動車や
偵察バイク
73式トラックが積み込まれ展示されていました。
あと何故かオリックスレンタカーが同居してプロモーション活動。
なぜ?
自衛隊が使用していない時にはこうした展示会にも使えますよってアピール?
同人誌即売会などにも使えそうだけど……
往復の燃料代を考えるとかなりの額になるんだろうな。
カストロールのタンクがいっぱい!
どうりでなんだか甘い匂いがしていたわけだ。(多分思い込みの気のせい)
こちらは背の低い乗用車用デッキ。
客室座席が取っ払われており、折りたたみ式の簡易ベッドになっていました。
民間船なので内装が自衛隊員の輸送という感じはしませんね。
キッチンのようですが何日もこれで航海するわけでないので、出来合いのものを持ち込んでここで配膳するのかな。
SFっぽくてある意味戦闘艦っぽい前面展望窓。
DAIKINの室外機がずらり。
DAIKINって古くは伊号潜水艦の空調や今では戦車の砲弾まで作っている一大防衛産業メーカーなんだよね。
ウォータージェット推進機が4基装備されています。
舵はなくこの推進器を動かし操船するので何本もの腕が並んでいますね。
尖閣諸島に直接揚陸するような最前線に就くわけではなく、後方輸送や災害時支援が主な任務でその上自衛隊籍になったわけでも無いので塗装はグレーに塗り替えずに定期便だったころそのままの塗装が残されています。
このデザインをしたのが船名になっている「ナッチャン」だそうです。
でも、近くで見ると塗膜が相当に劣化していました。
さすがに2025年までにはボロボロになりそうなのでまたこの絵を塗り直すのか、シンプルなデザインに変えてしまうのか。
あるいはボロボロになるがままなんですかね。
同じくインキャットのウェーブピアサー船を高速輸送船HSV2「スウィフト」として運用していた米軍ですが、先日UAEがチャーター運行している際にイエメン沿岸で対艦ミサイルの攻撃を受けて大破炎上したそうです。
やはり元が軍用として建造されていないので脆弱なのかもしれません。
後方では津軽海峡フェリーの新造船「ぶるーはぴねす」のお披露目がされていました。
船体色は真っ白に見えてよくみるとわずかに緑かかっていて、それはまるで最初のころのガンダムプラモ成型色のような色でした。
12時から船内公開(しかもお土産付き)もされるとのことなのですが、もう帰らなくてはならないのでこれで撤収。
崎陽軒のシウマイも食べたよ、ルビィちゃん!
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このナッチャンWorldが横浜に寄港するのは7年ぶりだそうです。
曜ちゃんが好きなカタマランシップだよ! 決して小さくはないけれど……
かつては函館ー青森間を結んでいたのですが、あまりに燃料を食う等で業績悪化の為に定期運用は現在終了しています。
変わったカタチのフネですね。
オーストラリアのインキャット社が建造販売しているウェーブピアサー型のカーフェリーです。
このように2胴式のカタマランでとても薄い船体のために抵抗が少なくそして平面積が大きくとれるのが特徴です。
一見3胴のトリマランに見えますが、こうして正面から見れば中央は海面に届いていないのがわかります。
左右の船首が尖っており、通常波に当たるとその浮力により持ち上がり揺れを繰り返すところをこのウェーブピアサーの船首は波に突き刺して(浮力が小さいので持ち上がらない)進むために高速時の動揺も少ないのだとか。
後部はカーフェリーらしくランプ付きです。
当初定期航路に就いていた時にはこの後ろ開口部全体がランプとなっていたのですが、定期旅客運用が終了した今特殊な接岸施設がネックとなるためにこのようにサイドランプに改造されました。
それは……
その高速性と車両の積載力に目をつけた自衛隊が2025年まで輸送使用契約を結んだからです。
有事の際に接岸場所が限られては困りますからね。
高機動車や
偵察バイク
73式トラックが積み込まれ展示されていました。
あと何故かオリックスレンタカーが同居してプロモーション活動。
なぜ?
自衛隊が使用していない時にはこうした展示会にも使えますよってアピール?
同人誌即売会などにも使えそうだけど……
往復の燃料代を考えるとかなりの額になるんだろうな。
カストロールのタンクがいっぱい!
どうりでなんだか甘い匂いがしていたわけだ。(多分思い込みの気のせい)
こちらは背の低い乗用車用デッキ。
客室座席が取っ払われており、折りたたみ式の簡易ベッドになっていました。
民間船なので内装が自衛隊員の輸送という感じはしませんね。
キッチンのようですが何日もこれで航海するわけでないので、出来合いのものを持ち込んでここで配膳するのかな。
SFっぽくてある意味戦闘艦っぽい前面展望窓。
DAIKINの室外機がずらり。
DAIKINって古くは伊号潜水艦の空調や今では戦車の砲弾まで作っている一大防衛産業メーカーなんだよね。
ウォータージェット推進機が4基装備されています。
舵はなくこの推進器を動かし操船するので何本もの腕が並んでいますね。
尖閣諸島に直接揚陸するような最前線に就くわけではなく、後方輸送や災害時支援が主な任務でその上自衛隊籍になったわけでも無いので塗装はグレーに塗り替えずに定期便だったころそのままの塗装が残されています。
このデザインをしたのが船名になっている「ナッチャン」だそうです。
でも、近くで見ると塗膜が相当に劣化していました。
さすがに2025年までにはボロボロになりそうなのでまたこの絵を塗り直すのか、シンプルなデザインに変えてしまうのか。
あるいはボロボロになるがままなんですかね。
同じくインキャットのウェーブピアサー船を高速輸送船HSV2「スウィフト」として運用していた米軍ですが、先日UAEがチャーター運行している際にイエメン沿岸で対艦ミサイルの攻撃を受けて大破炎上したそうです。
やはり元が軍用として建造されていないので脆弱なのかもしれません。
後方では津軽海峡フェリーの新造船「ぶるーはぴねす」のお披露目がされていました。
船体色は真っ白に見えてよくみるとわずかに緑かかっていて、それはまるで最初のころのガンダムプラモ成型色のような色でした。
12時から船内公開(しかもお土産付き)もされるとのことなのですが、もう帰らなくてはならないのでこれで撤収。
崎陽軒のシウマイも食べたよ、ルビィちゃん!
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