今週末に陸上自衛隊習志野演習場で行われる平成31年降下訓練始め。
今年は行くことができないのでせめてもと訓練を見てきました。
もちろん本番ではないので演習場内には入れず敷地外からの見物なので陸上戦力の動きはまったくわからないのですがまぁ航空機はバッチリ見えるので良しとしましょう。
とは言ってもここのところカメラの調子があまり良くは無く写真がいまひとつなのが悲しい所ではありますが……
ブーーーン
いきなり現れたためにカメラを構えるのが遅れとっても後ろ姿になっちゃったのは海上自衛隊のP3C哨戒機。
それに続き陸自のLR2連絡偵察機がフライバイ。
機体の大きさに比して巨大なベントラルフィンが魅力的。
ここ数年の訓練展示はバトラーシステムを使いシナリオ無しの実戦形式だったのですが見てる方からするとちょっと地味目。
でも3年ぶりにこの2機が飛来ということは今年は以前と同じ島嶼奪還シナリオということなのかもしれませんね。
続いてAH1Sコブラ攻撃ヘリの2機が登場です。
実戦形式ではなくシナリオでの展開ということは本番ではまた荒ぶる機動飛行を見せてくれるんでしょうか。
続いてC1輸送機。
ただ残念なことにどうやら強風の影響で降下訓練はキャンセルとなったみたいです。
C130H輸送機はドアも閉じたままです。
空挺の訓練が見れなかったのは心残りさけど今回は大きな注目点があるんです。
いつもはC1とC130Hの2機種数機で大きな円を作りそれがグルグル回りながら何度も空挺団を降下させてくるのですが今回は3機種になっています。
来ました!
遠目にはC1と同じカタチに見えるかもしれませんが実は大きさがまったく違いかなり大きい。
新型輸送機のC2がこの降下訓練始めに初参加なんです。
現時点では鳥取県の美保基地にのみ配備されているので関東では見る機会が無いこのC2輸送機。
もちろんぼくも見るのは初めて。
ひゃあああーーーーカッコイイーーーー!!!!
上空はかなり風が強いからなのかコースに乗せるまで何度も翼を振り修正しているところがもうカッコよすぎです。
C1のズングリ体型も愛嬌があって可愛かったけどこのC2はとても美しい。
水色かかった明るいグレーの迷彩がまたその美しさを際立たせている。
それに音がすごく静かなが印象的です。
C1よりかなり大きく乗せられる空挺隊員も多いことから本番ではいくつもの花を大空に咲かせてくれることでしょう。
カーテンコール(勝手に命名)の練習もやっていました。
来賓の防衛大臣のお言葉中ずっとホバリングで待ち続けその後参加機の紹介とともに観客の前を飛び去っていく訓練展示のフィナーレ。
寒空の下ずっと我慢していたトイレに全てが終わった後の長蛇の列に並ぶか、それともこのカーテンコールを諦めて駆け込むか悩ましい演目です。
昨年の降下訓練始めでは最低気温が-3℃で最高気温も5℃と風を遮るものがまったく無い枯れ野っ原の高台で何時間も待つのはかなりきつかったけれど、今年の天気予報では最低が3℃で最高も10℃と比較的楽な見物となりそうですね。
あ、そういえばAH64D アパッチ・ロングボウがいないなぁ。
今年のアパッチは不参加なのかもしれません。
でも島嶼防衛シナリオということは以前みたいに10式戦車とはいかなくとも16式機動戦闘車あたりは来るかもしれませんね。
まぁどっちにしろぼくは見に来れませんが……ちぇ……
ってかボケボケで色もなんだか滲んでるこのカメラをなんとかせんとなー
デモオカネガナイ