「このシャイタックM200でヒュージを撃ち抜くよ‼︎」
「行こう! お姉様。
私たちもアゾンインターナショナルの娘なんだからこの危機に立ち向かわなきゃ‼︎」
「誰がお姉様よ」
「え…… だって身長差からして真姫ちゃんの方がお姉様役かなと……」
「大体なんなのよ、その物騒なおもちゃは?」
「これ? シャイタックM200ってアンチマテリアルライフルでね、弾道コンピュータも装備していて風や天候、さらに地球の自転までも計算して2kmにも及ぶ有効射程を誇っていて、SAOのシノンちゃんが使っているヘカートIIと同じ………….えーと、何だっけ?」
「いやいやいや、聞きたいのはそんなことじゃなく…… そもそもあなた、狙撃手って柄ではないでしょう。
それは海未に任せて穂乃果は最前で切り込んで…………じゃなくってー!」
「お、真姫ちゃんも乗ってきたね」
「ほら、これだよ」
「それ、今期のアニメね。
確かRAISE A SUIRENがOPを歌っててさすがキタニさんだなって思ったわね」
「アニメの事なんて知らなそうだけどやっぱり音楽が絡むと真姫ちゃん詳しいんだね」
「まぁそうね」
「それで、このアサルトリリィなんだけど、私たちより小さい子が戦ってるんだよ!
同じアゾンに生んでもらった私たちとしても戦わないといけないじゃん!」
「小さい子って私たちと同じ高校生なんじゃ?……
ああ、私たちピュアニーモシリーズは1/6スケールだけどアサルトリリィは1/12だから小さい子って言ってるのね」
「まりきちってば1/12は小さすぎて興味ないかなーって言っていたのにアニメ化された途端アゾンレーベルショップで物欲しそうに見ていたそうよ」
「そうなの? 前はやっぱ大きいのもいいなーなんて1/3ドールのコーナー見てたよ。 節操無いな、まりきちは………………って大変だよ! 真姫ちゃん‼︎」
「見てよ! アサルトリリィの1/3スケールドールが出るみたいだよ!」
「この黒髪のコなんてまりきちの好みにドストライクじゃないの!」
「大変だ…… トイ・ストーリー的に……」
「大変だわ…… トイ・ストーリー的に……」
(アサルトリリィBOUQUET第4話の狙撃銃エピソードが激アツでした)