幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

社会科見学

2023-04-07 12:02:00 | 日記



新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアでひと息。

あのポコっとした島はマリィさんのお家がある淡島。

曜ちゃん回舞台のびゅうお沼津も見える。

絶景を見ていると傷ついた心が休まります。

失恋の傷心旅に出ていました。

まぁ宿泊予約を入れたのは失恋をした先月25日(土)22時50分以前なのですが……

なんなら家族も一緒の旅行ですしw



制限速度が高い新東名での120km/h+aの高速クルージングを奥様にも経験させてぼくは助手席で短い恋の3カ月を想い出しながらぼけらーとしていると



追い越したトラックに穂乃果ちゃんみを感じた。
(浮気性か?)

岐阜県山県市のイメージキャラ「山県さくら」ちゃんだそうです。

さっそく調べてみると……ヤマノススメ的で全然穂乃果ちゃん要素無かった。

あれ?

公式ビジュアルのひとつであるこの1枚だけから感じる穂乃果ちゃんはなぜなんだろう?


横浜町田IC付近の渋滞で時間をロスした為に豊川稲荷を参拝してお稲荷さんを食べるつもりだったけどそれはキャンセルして岡崎ICまで直行。


岡崎城は桜満開でした。

桜まつりに加え大河ドラマ「どうする家康」効果で平日なのにめっちゃ混みで駐車場も事前予約制とのこと。



大河見ていないしまぁぼくは姫路生まれ(復元・復興天守を見下す厄介勢)なので渋滞する車の中から遠目に見物。



目的地のカクキュー「八丁味噌の郷」に着きました。

朝ドラの「純情きらり」のロケ地だそうです。


「舞いあがれ!」を見るまで「すずらん」以降24年間朝ドラは見てこなかったのでこの「純情きらり」も知らなかったけれど、こうしてロケ地を訪ねると見たい気になってきます。



「もやしもん」の人ならとんでもない数の乳酸菌や麹菌とかが見えるんだろうなぁ

見学コースガイドの方がいろいろ説明してくれている割にはアホみたいな感想ですが……



スペシャルな味噌を試飲。

味噌の味を知ってほしいと出汁も入っていないのですごく美味しいってわけでも無いけれどまぁこれも工場見学の楽しみのひとつというものです。



3人家族なら5回ほど作れる量のお土産が貰えました。

試飲からショップに直結(そこを抜けないと出られない)なのでひとつ購入です。



八丁味噌ソフトクリームだよっ!

想像通りの味でフツーに美味しい。

こういうところって美味しさのバランスなんてぶっ壊れていても良いからすごく味噌味噌しているソフトクリームにした方が良いと思うんだけどどうかな……

観光バス客が見学コースから出てくるタイミングに合うとめっちゃ並びます。




この日は西尾市の「三河湾リゾートリンクス」に宿泊。

ふた昔前に流行った会員制大型リゾートホテルを一般にも開放しているタイプの宿なので全体的に古びています。

でも掃除は行き届いているので嫌な気分にはなりません。



眺望は素晴らしい。

でもそれだけに陽が上がってくると部屋の温度がみるみる上昇していきます。

古い施設なので部屋個別のエアコンは無く全館集中冷房なので今の時代それは無いんじゃないかと……





2日目、まず向かったのは豊田市羽布町の熊野神社です。

小さな町の神社さん。

とても観光地になるような規模でも無いのですが……




奥様に運転を任せてぼくは車外から撮影。

かおりん(カローラツーリング略してカロリンとするべきところ車高が声優の前田佳織里さんの身長と同じ146mmなことからかおりんと命名)号からGRヤリスRALLY1の爆音が聞こえてくる気がする。



この細い橋に100km/h以上で突っ込み鳥居前の丁字路で急減速。

ブレーキローターが焼ける匂いを残しながら



まるで原画2コマのみで動かしたスケジュール破綻アニメのように目を疑うクイックさでライトターンを行いまた爆音を残し加速していく。

まぁ、実際にはウチの奥様の運転は初めてのこの場所にゆーーーっくりしんちょーーーに橋を渡り、当然一時停止で左右を確認してゆーーーっくりカーブを曲がって行きましたが……


(TOYOTA GazooRacing Twitterより引用)

なんの変哲もない(失礼)神社ですが、ここは2022WRC第13戦ラリージャパンで世界のラリー界隈になにせ鳥居の前を曲がっていく日本ならではのビジュアルからインパクトを残した場所なのです。



「私はクリスチャン・オジェーっ‼︎」と叫びながらかっ飛ばして消え去ってしまう……なんてことなく神社の少し先で止まって待っていてくれた。

ああ、良かった。

最寄駅まで里山道を30km、地区コミュニティバスというのは他県民にはハードルが高い地域ですから。




SS9三河湖のコースの一部を走ってみたけれどこんな所をあいつら160km/hとか出すんだぜ?

頭いかれてるとしか……

もちろん完全クローズになるから対向車も歩行者も来ないっていうのもあるのだろうけど。




昼食は煮込みうどん山本屋本店名古屋インター南店で味噌煮込みうどんをいただきます。



名古屋人ではないので紙エプロンを貰い着用します。

名古屋の人は一滴も跳ねさせずに食べる事ができると聞いたのですが……

うどんにご飯。

炭水化物&炭水化物。

娘はえっーーーっと言ってたけどお好み焼きをおかずにご飯が食べれる元関西人なので問題無し。

パスタセットにパンが付いているのと同じやん?

その娘もうどんを食べたシメにご飯をINして食べるのを結局気に入って完食してましたが。




この日のメインはトヨタ博物館です。



前に来たのは免許取り立てで買ったスープラ(A70後期型)で来たのでもう30年ちかくも前のことか。



確かMR2のGr.Bマシンがあったのと、ショップで1/144なのに超精密で2000円くらいしたフェラーリF40を買ったことくらいしか覚えていないや。


フェラーリ512BB。

物心ついたばかりのお子ちゃまがBBを"べるりねったぼくさー"と呼んでいたあの時代育ち。

シルバーってなんかフェラーリっぽく無い。

やっぱりレッドかイエローが良いなぁー


展示車だけでも150台以上あるので全部の写真をひとつひとつ乗せていたのではキリがないので来る目的であった企画展に行きます。


うわぁぁぁぁーーーっ!!!!!

1990WRCサファリラリー優勝B.ワルデガルドのセリカGT-FOURですよ。



過酷なサファリを走り切る4連+左右2灯の補助ランプに大型マッドガード、そしてフロントガードともうたまりません!


やっぱO.Z.ホイールだよなぁー!

でもST165セリカはサファリとは真逆の白銀のゲレンデでもよく映えます。

スキー板を乗せて爆走して、そして素敵な彼女……

憧れたものですよ。



1985サファリのTA64セリカもいましたよ。

この企画展、バックもイカしてる。


もちろんインプにランエボもいますよ。



やっぱりトヨタと言えばカストロールカラーです。



幻のMR2Gr.Bカーは企画展に合わせてこちらに移動してたのね。


あれ?

GRヤリスいないんだね。

最新の戦闘マシンを見たかったのにな……




こんな構造してたっけ? と思ったら6年前にお隣に新館がオープンしたそうです。

こちらは車の展示より車を取りまく文化を取り上げた施設。



なのでこんな物も。

スーパーカー消しゴムならBOXYのボールペンも一緒に展示しなきゃダメじゃね?



グランツーリスモとマリオカートまでw

えっ?

最初のグラツーって1997年ってそんな前なの?

軽くショック。



さすがトヨタ博物館!こんなマイナーなコミックまで見つけてくるなんて。

新谷かおる先生のWRC物では「ガッデム!」の方がまだ少しだけ知られている(アニメ化されたから)いるけどあちらは前半はフォードで後半の国内メーカーは架空のミサワだったから展示対象としてはこちらか。


長久手まで来たのだからジブリパークも寄るべきなんでしょうけれど、ぼくはそれほどジブリ好きでも無いし(魔女の宅急便と紅の豚(前半)は好き)、そもそもチケットなんて簡単には取れないので通りを往復するだけで終わり。

愛・地球博跡地のモリコロパーク内なのでモリゾーキッコロには会いたかったけどトヨタ博物館でかなりの時間を費やしちゃったから諦めます。



ジブリよりコメダな我が家なのでコメダ珈琲本店です。

時間は15時過ぎなのでここでカツパンなどを食べてしまうと夕食が入らなくなってしまうのでガマンガマン。


柚子好きなので「小倉ノワールゆずなごみ」と「小倉ネージュゆずなごみ」を分けても相当なボリュームですが。

コメダ好きにとっては「本店」訪問に意味があるのです。



3日目の朝は少し雲が出てる。

結局目の前の吉良ワイキキビーチwには出なかったな。



帰路途中の浜松で航空自衛隊浜松広報館エアパークに立ち寄ります。



初代ブルーインパルスのF86Fセイバーがお出迎え。

屋外展示なのによくこんなに綺麗に保っている事に驚きです。



三菱F2Aに



三菱F1



初代から3代目までのブルーインパルス機が並んでいますね。

F35AライトニングIIとF15J/DJイーグル以外の戦闘機が揃ってきます。

最新で現在配備数を増やしている最中のF35はともかくなんで退役機も出ているF15がいないんだろう。

機体がデカいからなのかな?



零戦も飛んでます。


あぁーF4EJファントムIIのお尻素敵。

キュッと閉まったりクパァっと開いたりするコンバージェンスダイバージェンスノズルフェチなのでw



F104Jの"大根が切れる"主翼前縁を初めて近くでみる事ができました…………

と、ここで忘れていた幼い記憶が蘇る。

自分、F104Jを間近で見たことあるな。

それも池袋で!

でも、なんで池袋なの?

と帰宅後調べてみるとありました。

1980年に池袋三越の屋上で「航空博覧会」という催物が開催されていて確かにF104Jが展示されていてました。

一緒に三式戦「飛燕」とスバルの小型機もありましたよ。

小さくてずっと忘れていた事を突然思い出しました。




これだけ多くの展示の中で一番自分的に刺さったのはこの三角コーンw

手前のコーンはB777の政府専用機仕様ですよ。



T4ブルーインパルスに、



ファントムはオジロワシのスペマになってる!



AWACSのE767はちゃんと背面レーダーが付いている。



ナイキJミサイルとこれは発想の勝利だね。

欲しい!

販売しないかな。


でもローゼンバウワー・パンサー空港化学消防車ちょっとムリがあるな?


滞在時間内には隣接する浜松基地には教育部隊のT4/T400、AWACSのE767に救難のU125A/UH60Jがいるんだけど全然動きがありませんでした。




お昼ご飯は「さわやか」です。

30店以上ありながらそれらは全て静岡県内であり、にもかかわらず全国的に有名なハンバーグチェーンです。

昼過ぎとはいえ平日なのに35分待ち。

駐車場を見てみると半数は県外ナンバーなのでやはり人気が高く、我が家のように観光ルートにしている人も多いのでしょう。



事前情報を仕入れてないと面食らいます。

なにせハンバーグの中心はまだ赤く挽肉そのものな見た目なのですから。

もちろん熱はギリギリのところまで通っていて、それだけにジューシーな食感に多くの人がファンになっているのでしょう。

感想としては、

"千葉には「さわやか」は無くとも「カウベル」がある"というものでした。

千葉県八千代市にも同じような中心が生に見えるハンバーグを提供する店があるのです。

もちろん味は両店とも二重まるです。



昼食を終え、来たのはヤマハ本社。

その一角に「ヤマハ イノベーションロード」なる予約をすれば誰でも入れる展示施設があるのです。



構内横断歩道が鍵盤でまずかわいい。



消毒液のポンプがピアノの鍵盤とペダルが使われていてはいかわいい。



シロクマが寝ていてはいかわいい。


よく見ると耳にYAMAHA TW-E3Cワイヤレスイヤホンが刺さっていますね。

くまさんもリラックスするヤマハの音響技術ということでしょうか。

ぼくもこれの前タイプのTW-E3Bを愛用してますよ。



ずらりと並んだヤマハの楽器。

特に多くの鍵盤楽器は触れて弾くことできます。


2000万円のベーゼンドルファー(実はよく知らない)だって弾けちゃいます。


天板にはなぜかクリムトの絵画。

クリムト誰?という人の中にはアニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」OP絵の元ネタになった絵の画家といえばピンとくるかもしれない(そうか?)


2000万円のピアノで「千の風になって」を即興で弾いてご満悦の奥さま。



娘はエレクトリックバイオリンを試奏。

現役吹奏楽団員だけどバイオリンに触れるのは初めてらしくぎーこーと鳴らしていました。

ぼくもやったけれどもう娘よりヘタクソw

初めての全く違う楽器でも音楽に触れているのといないのとでは差が出るのか?

脳内では情熱大陸を奏であげたつもりだったのですが。


ほかにもスーザファンを構えてみる。

以前は自分のマウスピースを持参すれば演奏できた管楽器もいくつかあったらしいんだけど今はご時世的に難しいわね。

鍵盤楽器試奏も全てのところに消毒液が備え付けられていましたよ。


このスツール欲しい!

ヤマハの三音叉マークは一番好きな企業ロゴなんですよ。

妻娘に対して何一つできる楽器が無いぼくにも操れるものがありましたよ。



YAMAHA MT25でっす。

これならぼくもヤマハサウンドを鳴らす事ができるよ!

Kawasakiに乗りだったけれどYAMAHAの排気音って良いんだよなぁー

バイクもこれからはEVに向かっていくでしょうし、独特のヤマハサウンドが無くなるのは寂しいなぁ。


意味がわからないものも弄ったりして2時間近く楽しむ事ができました。




最後はもうここでしょう。

「うなぎパイファクトリー」です。

まぁもう17時近くで見学しても工場も生産ラインが止まっていたんですけどね。

だけど1日の終わりの機器や施設の掃除が見れて商品の信頼が高まったので逆にそれはそれで貴重な光景を見れて良かったかなと。

あとは帰るだけです。


東名高速の浜松ICなら近いのにわざわざ遠い浜松東ICから新東名に乗ります。

120km/h対応なので道路も路側帯も広く走るのが楽なのです。



帰路もまた休憩は駿河湾沼津SA。

上り線のSAのエスカレーターがもう沼津!w



美味しい鯵のフライでご馳走様でした。



都内の帰宅ラッシュも解消されたようだしあと2時間頑張るかぁー


偶然にも今年に岡崎と浜松を旅したのってスゴくね?

そしてそれなのに家康まったく関係ない旅になっちゃったのアホじゃね?


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