「おけいはんになるっ2024」旅の目的のひとつである「京阪響け!ユーフォニアム3ラッピング電車」を一通り撮影しましたが、この日は他のラッピング列車も走っています。
美味しい。
まず「機関車トーマス」号。
メインターゲットは子どもたちなのでぼくがあれこれ言う立場には無いのですが、それでもこれ、かわいいか?
いや、かわいいんだろうけどやはり原作に近い少し不気味なトーマスこそが……と思ってしまいます。
第一これでは実際にトーマスたちを走らせている大井川鐵道との違いが大きすぎる。
滋賀県ですから近江牛やさんの宣伝列車も走っています。
でっかい牛肉の塊と創業者一族?の写真にインパクトがありすぎて店名が印象に残らない気もしますが、地元の人ならこのデザインを見て「ああ松喜屋に行こうかな」となるのかも?
続いて「光る君へ」号。
大河ドラマですからね。
京都/宇治のあちこちがこの光る君へで湧いていました。
そして「成瀬は天下を取りに行く」号です。
そんな列車が走ってるとは知らなかったので、突然現れたコイツには驚きましたよ。
2024年本屋大賞を取って書店の目立つところに置いてあるので、このライオンズユニを着た女の子の絵に見覚えがある人も多いはず。
このお話の舞台がここ大津なのです。
割と小さな地域でのストーリーなので、この電車に乗って軽く聖地巡礼もやってしまいましょう。
京阪膳所駅から見たJR膳所駅です。
「ぜぜ」と読みます。
難読駅名のひとつですね。
「ときめき坂」
このキラキラしたネームから架空の土地名かと思ったら実在するとはね。
琵琶湖に向かい下っていく坂です。
地元中の地元だものな。
絶賛推し中ですね。
主人公「成瀬あかり」さんが卒業した小学校前にも児童が描いた絵が貼られていました。
ただの大型分譲マンションですが、こここそが聖地。
このマンションが建設される前は西武デパート大津店がありました。
西武王国発祥の地滋賀県において関西最後となった西武百貨店が閉店する事となり、その出来事を起点として始まるストーリーなのです。
その近くにある商業施設「オーミーテラス」も舞台のひとつです。
まぁ、面白いんだけどね。
「本屋大賞」という事で期待持ち過ぎで読んだからか、「あれ?こんな感じ」と少し肩透かし……でした。
面白いには面白いですよ。
ってか、これ京アニ向きじゃないかな。
立地的にも京アニ近いし舞台がはっきりしているから描写の細かさとか京アニがアニメ化すれば更に良くなる気がします。
京アニは日常的な物からストーリーを盛り上がるの得意だし。
店名とか全て実名だからその辺もぜひ許可取り頑張ってもらって。
最後に湖の駅浜大津のおいしやさんでコロッケ御膳を食べます。
お話の中で成瀬あかりさんが食べていました。
美味しい。
ちょっと「近江牛はどこ?」って感じだけど。
コロッケひとつで足りるかなと思ったけど小鉢が3つついているので満足できました。
大津港に「うみのこ」が停泊しています。
滋賀県内すべての小学生は5年生になるとこの「うみのこ」船上で一泊の学習航海をするというのは県民ネタとして有名ですね。
この2代目うみのこは総トン数1355トン 全長69.41mを誇り、やっぱり琵琶湖はスゲーや。
「その5」に続きます