京阪大津線フリーチケットを活用して行ったり来たり進んだり戻ったり。
膳所と共にもうひとつのJR東海道本線接続駅である石山駅で下車。
昨年は通り過ぎていた駅ですが、今年はこの駅も目的地と変わりました。
放送当時、不可視境界線管理局の手によって闇の向こうに閉ざされており未視聴だったアニメ「中二病でも恋がしたい!」の封印(dアニメストア)を解放して見たのです。
ここ、石山駅は主人公ふたりの家の最寄駅として物語中やOPに何度も登場しています。
ふたりが学校に通うシーンとしてここから見る京阪電車が描かれていました。
当然ながら放送当時は「中二病でも恋がしたい!」ラッピング電車が走っていたそうですね。
この緩やかに下っている道を10分程度歩いて河川敷に向かいます。
瀬田川に出ました。
JR東海道本線の上下線が少し離された橋梁で瀬田川を渡るこここそが聖地中の聖地なのです………………
んんん……………?
なんか思っていたのと護岸の雰囲気が違うな。
コンクリートの段差があった気もするけど、まぁ放送から10年以上経つから変わっていても不思議では…………
あれ?
確か正面に陽が沈む描写があったはず。
ここは瀬田川西岸という事は……
あっち側かーーーーっ!!
国道1号線まで移動してヒィーヒィー言いながら瀬田川を渡ります。
まぁ、この橋を渡るシーンもアニメで描かれているので聖地ではあるけれど、朝3時半起きで新幹線の中でも寝ていない身体の疲労が一気に表面化してきます。
もう長い長い。
琵琶湖に流入する河川は200以上あるけれど、流出していくのはこの瀬田川しか無い(他に人工水路の琵琶湖疏水がありますが)こともありもう太い太い,
重い体を引きづりヨロヨロとやっと到着。
ああ、ここだ。
正面の山容もアニメ通り。
調べてみると、「音羽山」(593.2m)という山らしい。
山頂直下を新幹線のトンネルが貫いていて、京都へ攻め入る際には砦として鎮座している山だとか。
「清水寺」は正式には「音羽山清水寺」との事で、西側山麓斜面に建立されているわけですね。
そう考えるとなかなかの絶景……
と、あれこれ調べ物をしているのはもうしばらく動きたく無い……というのもあるのですがこの河川敷護岸を行き交う人の流れを見ているのです。
よし、途切れた。
「ふっふっふっふ………… 我、邪王真眼の名において命じる」
M.O.M.O.ちゃん?
「どうしてドール用の眼帯と包帯を用意してくれなかったんですかぁ⁉︎」
いや、そう言われましても…………
自宅を出て12時間。
ようやくM.O.M.O.ちゃんを出してあげることができました。
「その6」に続きます