す

市営地下鉄の三条京阪駅から京阪電車の三条駅までの乗り換え通路も暫くはお別れ。
昨年の京都訪問と合わせて何度ここを歩いた事か。
次の列車まで少し時間があるので駅ナカショップのもより市を見てみましょう。
ん?

あったー!!
京阪特急伝統の鳩マークを模したラバーキーホルダー。
昨年これが欲しくて旅行最終日に京都タワー下のショップ行ったのだけれど思ってたより早い閉店時間に泣きを見たこの商品。
ネットショップでもラインナップから消えていて、もう手に入らないと諦めていたこれに出会う事ができました。
中書島で買ったおーまえちゃんのタブレットに続き、ここでは麗奈さんのタブレットも一緒に購入。
朝早くに起き出して行った嵯峨嵐山から一旦宿に戻り少し寝てからまた活動開始です。

向こうのホームに停車中の特急に乗っていきたい。
でも目的地は反対方向二駅先の終点出町柳駅。
大阪万博仕様としてミャクミャクさまラッピングとなっている京阪特急だけど、さすがにPREMIUM CARには施さなかったのですね。
誤乗車を防ぐ目的なのかもしれませんが……

やあ若サバちゃん、一年ぶり。
また一段とボロくなった?

たまこちゃんとデラ・モチマッヅィさんは元気そうでなにより。

昨年もアニメ「たまこまーけっと」の舞台うさぎ山商店街のモデルとなったここ「出町桝形商店街」に聖地巡礼として来たのですが、おまんじゅうの人気店出町ふたばの開店時間に合わせていたので商店街はまだ目覚める前だったのです。
それでは商店街の魅力は感じられないと今回は昼前に再訪問と相成ったわけです。

まずは「満寿形屋」の開店待ちです。
20分前の11時40分で2番目でした。
ここも人気店で、休日はかなり待つらしいのですが平日ですからね。
それでも開店と同時に全席埋まりましたが。
テーブルは10ほど有りはするけれど、相席はさせてはいないのです。

観光客らしき人は皆がこの鯖寿司うどんセットをオーダーしています。
おうどんはコシなにそれ?なとにかく羽衣のような柔らかい食感でこれまで食べた事がないおうどんです。
いや、羽衣に触れた事は無いけれど……

そして鯖寿司はもうこれ決定版だ!
昨夜食べた「いづう」の鯖寿司はご飯は熟鮓のようにとろりとした粘っこさがあり、鯖も柔らかくほろほろとほぐれる感じだったのですが、こちらは作ったてからさほど時間が経過していないからか身も酢飯もしっかりした歯応えで見た目からエッジがきりりと立っています。
どちらが好きかは人によると思いますが、ぼくは断然こちらの鯖寿司が好きですね。

商店街の練り物やさんでごぼう巻、青果店では檸檬を買いました。

商店街の中の小さな映画館も気になります。
今度再訪した時に興味がわきそうな作品がかかっていたら予定に入れてみよう。
記念日とかには「たまこラブストーリー」上映する事もあるようですね。
時間は12時半。
出町ふたばの購入列は店前からどんどん伸び続け交差点を渡ったさらに並んでいるので豆餅を買うのは断念。

鴨川に降りてみると案外人は少なかったのでM.O.M.O.ちゃん撮影タイム。
ドールスタンドは持ってきてはいるけれど、設置するのが億劫で結局はいつも同じような安定して自立するポーズばかりだなー

すぐ横に橋がかかっているので、川まだ降りて石をぴょんぴょん渡っているのは100パー観光客なんだろうか?

うーーーん
やっぱり京阪特急のエレガントなカラーリングをぶち壊したミャクミャクさまには少しばかりの怒りが……
対岸の出町柳で京阪電車に乗り三条で下車。
宿までゆっくり歩きましょう。

これが「高瀬川」ですか。
桜の時期はとんでもない人出になるとか。

ククク……
バクダンを仕掛けてやったぜ。
これでこの丸善京都本店も木っ端微塵だ。
このためにさっきの青果店で入手したのさ。
んんん……?
すでに4個の不発弾があるようだがはて?

バクダンを仕掛けるだけではなんなので、レモンがかわいいオリジナルバッジを購入……
買ったよな?
確かに買った……
どこにいったんだろう…………

丸善本店に檸檬バクダンを仕掛けた後は新京極を下って行くのが正しい逃走経路。
新京極と言えばその昔、修学旅行生(主に男子生徒)に他校の修学旅行生とケンカをするなと通達があったそうですが、今ではそんなヤンキー小僧なんて蹴散らされそうなでっかい体の外国人ばかりでした。
その外国人観光客がこぞって写真を撮っている物があったので見てみると……

OH! BONSAI〜

夕食は京都庶民の台所と言われているここ錦市場でいくつか買って宿で食べようと考えていたのですが……
あまりに多い外国人観光客に加え並んでいる商品も買いたくなる物ではありませんでした。
明らかに外国人が「ジャパニーズ"映え"」を意識したような物ばかり。
イイダコの頭にうずら卵を入れて楊枝に刺した物とかエビ天ぷらや卵焼きの一本串とかそんなのばかり。
それで結構なお値段で、夕食として買うとあっという間に3000〜5000円は行きそうです。
今は儲かっていても、もう地元の人は離れてしまっているだろうなー
まぁ余所者のぼくには批判する立場ではありませんが……
その中で一件、乾物を扱っている地味なお店で大量の湯葉が入った袋詰めをお土産として買いました。
鍋底に残ったものを集めたので薄い飴色になっているけどその分味は濃厚!とおっちゃんが言っていた品です。
これをバリンバリンに割らずに自宅まで持って帰るミッションの開始です。

大丸の地下に出店している鳴海餅本店(であいもん原作の取材店)のお赤飯を買い、出町桝形商店街の練り物とコンビニの具たっぷり豚汁でも合わせて夕食にしましょう。