ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市と諏訪市にまたがる車山に、ニッコウキスゲを見に行った話の続きです

2014年07月31日 | 旅行
 長野県茅野市と諏訪市にまたがる車山(標高1925メートル)では、ニッコウキスゲ(本来の名前はゼンテイカ)の花が見ごろを迎えています。そのニッコウキスゲの花を見に行った話の続きです。

 車山の南側山麓を大まかにはぐるりと円を描くように回るのが山岳道路のビーナスラインです。そのビーナスラインを車山肩から車山のスキー場入り口を目指して東に進むと、霧ヶ峰富士見台(標高1702メートル)という駐車場に到着します。

 この霧ヶ峰富士見台の車山側の草原もニッコウキスゲの花の名所です。





 今回、ビーナスラインから走りながら見た様子では、この霧ヶ峰富士見台の車山側の草原がニッコウキスゲの花をたくさん咲かせていました。

 アザミ系のタムラソウには、ウラギンスジヒョウモンと推定できるタテハチョウが留まっています。


 
 やや花の色が薄い感じのヒメギボウシの花も咲いています。



 草原の遠くの場所に、ノビタキの雄が登場しました。





 ニッコウキスゲの花をたくさん咲かせている草原には、多くの観光客がいて散策しているために、ノビタキは距離を保ちます。

 車山山麓の草原では、ニッコウキスゲがたくさん花を咲かせ、ヤナギランの群生地も開花間近です。ヨツバヒヨドリの花はあちこちに群生しています。

 車山山麓に盛夏が訪れています。

長野県茅野市と諏訪市にまたがる車山では、ニッコウキスゲが良く咲いています

2014年07月30日 | 旅行
 長野県茅野市と諏訪市にまたがる車山(標高1925メートル)では、ニッコウキスゲ(本来の名前はゼンテイカ)の花が見ごろを迎えています。
 
 車山は霧ヶ峰高原の最高峰です。山岳道路のビーナスラインは車山の南側を大まかにはぐるりと円を描くように回ります。

 霧ヶ峰高原の交通の要所になっている霧の駅の交差点から南側に少し下りた地点から望む車山です。車山肩辺りが見えています。



 車山肩と呼ばれる草原部分(茅野市北山)は、霧ヶ峰高原の交通の要所の道の駅「霧の駅」に近い観光地です。霧の駅から車山肩まで草原をゆっくりと登るハイキングは人気があります。

 車山肩近くの草原では現在、ニッコウキスゲがたくさん咲いています。





 シカの進入を防ぐ電気柵などの奥に、ニッコウキスゲがたくさん咲いています。

 車山肩辺りに飛来している夏鳥は子育てのシーズンを迎えています。

 捕まえた虫をくわえたホオアカの雄です。一度、岩の上に留まり、辺りを注意してから、巣に向かいました。





 別のホオアカの雌も、捕まえた虫を加えて、巣の辺りに消えました。

 ビンズイも虫をくわえて、一度柵の上に留まりました。周囲を警戒しています。



 この近くではノビタキやホオジロも現在、子育て中です。

 ニッコウキスゲの花以外は、ヨツバヒヨドリの花の群生が目立ちます。車山は盛夏を迎えています。

2014年7月29日発行の朝日新聞紙の「直木賞を受賞して 黒川博行」を拝読しました

2014年07月29日 | 日記
 2014年7月29日発行の朝日新聞紙の中面の文化欄に「私の日常、変わることはない 直木賞を受賞して 黒川博行」という記事を見つけたので、当然、拝読しました。

 そういえば、小説家の黒川博行さんが2014年の第151回直木三十五賞を単行本「破門」(2014年2月に角川書店が発行)で受賞したことを思い出しました。



 大ベテラン作家のずいぶん遅い受賞と思いました。単行本「疫病神」の主人公コンビがまた、いい加減な、破天荒な行動で楽しませてくれます。、

 黒川さんは、1997年に出した単行本「疫病神」((1997年3月に 新潮社が発行)で好きになりました。それ以前の単行本「カウントプラン」や、その後の「文福茶釜」「国境」などでも楽しませていただきました。短編集の「てとろどときしん」も好きな1冊です。

 一時は、新幹線の中で読む本が特にない時は、黒川さんの文庫本をよく購入し、楽しんでいました。

 朝日新聞紙の記事によると、黒川さんはご自宅の仕事部屋やリビングルームで、その日の気分で適当に寝て、午前11時に起き出して、台所に行って、シリアルに蜂蜜と牛乳を入れて朝食・昼食として食べるそうです。

 この朝食・昼食中に、米国のメジャーリーグのダルビッシュ有か黒田博樹、岩隈久志の各投手の試合の衛星テレビ中継があれば、見るそうです。

 その後、庭にある8個の水槽で飼育しているキンギョとメダカなど世話をして午後3時になると、執筆活動を始めるそうです。その際に、パソコンのキーボードの日本語入力には、富士通のワードプロセッサーの「親指シフト」を今でも使っているそうです。たぶん、黒川さんは作家生活に入った1980年代後半から「親指シフト」を使い続けていると想像しました(実は、「親指シフト」は最初に習った入力手法なので、10分ほど練習すると、思い出して打てるようになります)。

 午後6時ごろになると、奥さんがつくる手料理の「滋味あふれる夕食」をとるそうです。

 既に人気作家から大御所になった黒川さんらしい一日の過ごし方です。この繰り返しの日々だそうです。
 
 人気作家になっても、黒いジャージ姿で友人とのマージャンに登場すると、10年前以上の人物紹介で呼んだ記憶があります。ほとんど、文壇でのつきあいはしないとも読んだ記憶があります。
 
 この1冊で世に問うという気負いがないご様子が好きです。

埼玉県北本市の北本自然観察公園では、多数のトンボが飛んでいます

2014年07月29日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市の北本自然観察公園は木々が葉を茂らせ、池などの湿地帯ではヨシなどが茂り、盛夏の里山風景になっています。

 晴天になり、埼玉県内は気温が朝からぐんぐん上がり、猛暑日になったために、日向では太陽光に照らされ、焼け付く感じの天気でした。その一方で、森の中の木陰の小道はひんやりする感じでした。

 自然観察公園公園の入り口近くにある埼玉県自然学習センターの裏側にある「高尾の池」などの池や湿地には、ヨシが背丈3メートル以上に伸び、夏の風景です。

 湿地帯の水面の上では、いろいろなトンボが飛んで、行ったり来たりしています。

 オニヤンマ(と推定されるトンボ)が池の中の枯れ草に留まっています。



 シオカラトンボ(と推定されるトンボ)が多数、水面の上を飛んでいます。



 シオカラトンボに似ているトンボです(特徴が少し違います)。



 真っ赤な身体のショウジョウトンボも飛んでいます。


 
 池の中で育っているアサザは黄色い花を少しだけ咲かせています。もう花期は過ぎたようです。



 コウホネの方は花期を過ぎたようで、花は咲いていません。

 「高尾の池」では、植物性プランクトンが異常に繁殖し、水面は白くなっています。盛夏を過ぎて、水温が下がると、元に戻るそうです。池の端に、アオサギがいて、水中に時々くちばしを入れています。



 池の中には、カルガモが数羽いて、時々羽ばたきをします。何のために羽ばたきをするのか不明です。

埼玉県川越市の伊佐沼では、ハスの花は花期を終えつつあります

2014年07月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼では、北側にあるハス田(蓮田)ではハスの花を楽しませてくれたハスも終演を迎えています。

 川越市市街地の東側の荒川沿い近くに位置する伊佐沼は、ほぼ長方形に近い、南北方向に約800メートル・東西方向に約200メートルの池です。いくらか西側に傾いています。

 ハス田では7月初めからハスの花が開花し、水辺を彩って楽しませてくれました(弊ブログの2014年7月5日編を参照)

 ハス田の中では、最後を飾るハスの花が少し咲いています。





 まだハスの花の蕾も少しあり、トンボが留まっています(トンボはシオカラトンボではないかと推定しています)。



 ハス田の中で、花を落としたものは実をつけ始めています。



 ハス田の近くでは、カイツブリが数羽、泳いでいます(カイツブリは今回もうまく撮影できていません)。



 7月上旬には、カイツブリは巣をつくり、卵を暖めていました。その雛がどうなったか気になります。

 カワウが数羽、杭の上でのんびりしています。



 ダイサギも伊佐沼の上を飛んでいます。

 7月上旬にたくさん泳いでいたカルガモは姿を見せていません。

 盛夏に伊佐沼の水辺を散策すると、水辺を歩く楽しさを感じます。7月初めから川越市の市民たちなどに、ハスの花を楽しませてくれたハス田も終演です。