長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原では、長野県でもやっと梅雨明けし、夏の山野草の花の観察ができる天気にやっとなりました。
東御市北部の端にある湯の丸高原の中にある池の平湿原は標高が2000メートル程度の高層湿原ですが、周囲の山麓・嶺峰の囲まれたすり鉢状の地形から、朝晩の冷え込みが大きく、もう少し標高が高い部分で咲く山野草も観察できる高層湿原です。
池の平湿原の入り口は、標高2061メートルの兎平です。ここから池の平湿原まで南東方向に降りて行きます。
この兎平は、針葉樹林のすき間の南向きのササ原です。
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このため、この兎平は針葉樹林がないために、陽当たりがよく、暖かいために、ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)やヤナギランなどが、池の平湿原より一足早く咲きます。
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今回も、池の平湿原内では、ゼンテイカが最初の花を咲かせ始めたところでしたが、この兎平では既に花をよく咲かせています(“一日花”なので、次々と開花しています)。
ゼンテイカの花の中に、小さなハチ(たぶん)が蜜を吸いに潜っています。
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同様に、ヤナギランも最初の花を咲かせています。
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ここのヤナギランは花が咲き始めたところで、背丈はまだ低いままです。
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池の平湿原内では、ヤナギランはまだ咲いていません。
ゼンテイカやヤナギランの花には、アブやハチなどが来ています。このアブやハチを狙って、トンボがたくさん飛んでいます。
キバナノヤマオダマキも少し前から花を咲かせていた様子です。アブやハチが花の蜜を吸いに来ています。
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池の平湿原に向かう下り道の木道に、クジャクチョウが出て来ました。
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今まで見たクジャクチョウより一回り、小さい感じです。
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小さい感じなのは、まだ“春型”なのかなと推察しました(よく分からないのですが・・)。
7月、8月には、標高が高い場所に集まるチョウを観察するために、池の平湿原にやって来る方もおられます。
“花目当て”“鳥目当て”“チョウ目当て”などの愛好家など、さまざまな方がやってきます。
昨日7月30日朝は、小諸市や東御市の佐久平は、朝は霧がたなびいていました。北側にそびえている浅間山系は濃霧の中でした。
この日は、池の平湿原は霧・雲の上になっていて、いい天気でした。
なお、6月下旬に池の平湿原でイワカガミを観察した話は、弊ブログの2019年6月28日編をご覧ください。
東御市北部の端にある湯の丸高原の中にある池の平湿原は標高が2000メートル程度の高層湿原ですが、周囲の山麓・嶺峰の囲まれたすり鉢状の地形から、朝晩の冷え込みが大きく、もう少し標高が高い部分で咲く山野草も観察できる高層湿原です。
池の平湿原の入り口は、標高2061メートルの兎平です。ここから池の平湿原まで南東方向に降りて行きます。
この兎平は、針葉樹林のすき間の南向きのササ原です。
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このため、この兎平は針葉樹林がないために、陽当たりがよく、暖かいために、ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)やヤナギランなどが、池の平湿原より一足早く咲きます。
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今回も、池の平湿原内では、ゼンテイカが最初の花を咲かせ始めたところでしたが、この兎平では既に花をよく咲かせています(“一日花”なので、次々と開花しています)。
ゼンテイカの花の中に、小さなハチ(たぶん)が蜜を吸いに潜っています。
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同様に、ヤナギランも最初の花を咲かせています。
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ここのヤナギランは花が咲き始めたところで、背丈はまだ低いままです。
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池の平湿原内では、ヤナギランはまだ咲いていません。
ゼンテイカやヤナギランの花には、アブやハチなどが来ています。このアブやハチを狙って、トンボがたくさん飛んでいます。
キバナノヤマオダマキも少し前から花を咲かせていた様子です。アブやハチが花の蜜を吸いに来ています。
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池の平湿原に向かう下り道の木道に、クジャクチョウが出て来ました。
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今まで見たクジャクチョウより一回り、小さい感じです。
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小さい感じなのは、まだ“春型”なのかなと推察しました(よく分からないのですが・・)。
7月、8月には、標高が高い場所に集まるチョウを観察するために、池の平湿原にやって来る方もおられます。
“花目当て”“鳥目当て”“チョウ目当て”などの愛好家など、さまざまな方がやってきます。
昨日7月30日朝は、小諸市や東御市の佐久平は、朝は霧がたなびいていました。北側にそびえている浅間山系は濃霧の中でした。
この日は、池の平湿原は霧・雲の上になっていて、いい天気でした。
なお、6月下旬に池の平湿原でイワカガミを観察した話は、弊ブログの2019年6月28日編をご覧ください。