ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原では、コスモスの花がパラパラと咲き始めました

2016年08月31日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、ここ数日間は濃霧に包まれ、強風が吹き、雨がたくさん降りました。

 台風10号が本州南側の太平洋上を比較的ゆっくりと北東方向に進んだ結果、関東甲信越地方に強風と雨をもたらしたからです。8月29日夜から30日正午までは、佐久市や北佐久郡軽井沢町などには、雷と大雨による洪水注意報が出ていたそうです。

 30日の午後2時過ぎから、佐久荒船高原は台風一過の快晴になりました。

 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)の山頂部分をやっと望むことができました。





 午後4時過ぎの西日が艫岩(ともいわ)に当たっています。まだ夏の夕日です。

 ここ数日間は、濃霧に包まれ、荒船山はまったく見えませんでした。

 佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”では、コスモスの背丈が1メートル程度まで育っています。



 コスモスは、ここ数日間の強風や大雨にも耐え、ほとんど倒れていません。

 コスモスは、ポツポツと花を咲かせ始めています。





 佐久荒船高原の雑木林の斜面では、濃い桃色のツリフネソウ(釣船草)の花が咲いています。





 ツリフネソウの近くには、キツリフネも咲いています。

 ナンブアザミあるいはツクシアザミではないかと推測したアザミ系の花には、アブが来ています。



 佐久荒船高原では、夏の山野草が花期を終え、秋の山野草に代替わりしています。

日本経済新聞紙の見出し「年金、株式運用拡大どう影響」を拝読しました

2016年08月30日 | 日記
 2016年8月28日に発行された日本経済新聞紙朝刊の見出し「年金、株式運用拡大どう影響」を拝読しました。

 この記事は「日曜に考える」の中のコラムの一つです。このコラムでは、公的年金の運用で、年金積立金管理運用独立行政法人(GRIF)は2015年度に5兆3000億円の損失を計上したことの影響を分析します。

 現政権が2014年に株式の運用割合を5割に高めるという改革に踏み切った後に、株価下落が直撃したために損失という結果になりました。株式運用拡大によって、年金制度がどうような影響を受けるのかを、2人の識者に尋ねています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「年金、株式運用拡大どう影響」と伝えています。



 この2人の識者は、お一人は年金積立金管理運用独立行政法人(GRIF)理事長の高橋則広さんです。もうお一人は、日本総合研究所主席研究員の西沢和彦さんです。

 記者からの「運用損益は2015年度の損失に続き、2016年4月から6月も5.2兆円の赤字になりました」という問いに対して、高橋さんは「英国の欧州連合(EU)離脱を問う投票結果などが重なり、株安・円高になり、時価による損失が大きい」と答えます。「現実に年金積立金に損失が出ているわけではない。後の世代に積立金を安定して残すのが基本的な姿勢で、これからも長期的な目線で運用していく」と説明します。

 「我々は保有する金融商品の売買で収益を上げるよりも、長期保有に基づいた配当や利息が全体の収益に占める割合が高いという長期投資・長期保有の意義を分かりやすく伝えたい」と、説明します。

 これに対して、西沢さんは「年金は社会保障制度であり、積立金は国民から集めたお金が原資だ。大きな改革を進めるのであれば、被保険者から十分な合意を得るプロセスが欠かせない」と解説します。「年金積立金管理運用独立行政法人は2015年度に5兆円超の損失を出したことを『投資は長期で見るもの』と釈明していますが、株式比率を高めるとポラティリティ(変動率)が高まることを被保険者に十分に伝えず、『長期で見れば大丈夫』と言っていますが、不安は解消されていないのでは・・」と分析します。

 これに対して、聞き手の記者は「今の制度で運用損が出たときは、年金給付の抑制措置である『マクロ経済スライド』の発動期間を延長する形で将来の世代にしわ寄せがいく仕組み」と明かします。このため、現在の公的年金制度を維持するためには、将来の世代にツケを回す現制度を止め、現在、公的年金を受け取っている世代の給付額抑制に変更するように提案しています。

 日本経済新聞紙はさらに、後日8月29日の記事では「『公的マネー』による日本株保有が急拡大している。日本経済新聞社が試算したところ、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GRIF)と日本銀行を合わせた公的マネーが、東証1部上場企業の4社に1社の実質的な筆頭株主となっていることが分かった。株価を下支えする効果は大きい半面、業績など経営状況に応じて企業を選別する市場機能が低下する懸念がある」との懸念を報じています。

長野県佐久市新子田にある茨城牧場長野支場では、ヒマワリがたくさん咲いています

2016年08月30日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市新子田にある独立行政法人家畜改良センターの茨城牧場長野支場の周りでは、ヒマワリが群生して咲いています。

 独立行政法人家畜改良センターの茨城牧場長野支場は、佐久市のソメイヨシノ(染井吉野)の桜並木の名所です。

 茨城牧場長野支場の年季が入った建屋です。ここでは、ヒツジとウサギの品種改良を続けています。



 茨城牧場長野支場では、晩夏の時期は、ヒマワリが植えられ、たくさんの黄色い花が彩ります。 ここのヒマワリの花は直径10数センチメートルとやや小型です。花の色もやや大人しい感じの黄色の品種です。

 ヒマワリの花がずらりと並んでいるのは南側の農耕地です。





 ヒマワリの花は東側を向いています。





 ヒマワリの花の群生地の横では、ソバの小さな白い花が一面に咲いています。よく見かけるるソバ畑のソバより背丈が高いです。



 茨城牧場長野支場の西側にも、ヒマワリが植えられています。





 こちらのヒマワリの花の方が交通量が多い道に面しているので、佐久市民の方々は、西側に植えられたヒマワリの花を楽しんでいます。

 家畜改良センターの茨城牧場長野支場の西側には、浅間山(標高2568メートル)がそびえていますが、今日は中腹以上は雲の中です。

 遠くの太平洋上を進む台風10号の影響で、浅間山も荒船山(標高1423メートル)も、少し離れた北八ヶ岳も、中腹以上は雲の中です。

 佐久平の上空はいくらか雲が浮かんでいる程度の青空ですが、時々、“天気雨”の小雨が降ります。この小雨は、遠くの山々から風で流れてきたように見えました。

日本経済新聞紙の見出し「果物、国内産崖っぷち?」を注意深く拝読しました

2016年08月29日 | 日記
 2016年8月28日に発行された日本経済新聞紙朝刊のコラム「かれんとスコープ」に書かれた見出し「果物、国内産崖っぷち?」を拝読しました。

 この記事は「日曜に考える」の中のコラムの一つです。このコラムは「日本の果実産業が苦境に立っている。消費の中心はシニア層で『若者の果物離れ』が加速する」という書き出しのリード文で始まります。

 「若者の果物離れ」という大変、驚くべき実態が日本国内で進んでいることを知りました。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「果物、国内産崖っぷち? シルバー消費頼み限界」と報じています。



 この解説記事は、イトーヨーカドーアリオ亀有店(東京・葛飾)の果物売り場では、売れ筋のキウイフルーツが目立つ位置に並んでいることから始まります。「美容と健康によい」とのイメージが定着し、日常食として購入する人が増えている。イトーヨーカ堂青果部で仕入れを担当する佐久間隼さんは「こ

 キウイフルーツは「美容と健康によい」というイメージが定着して、日常食として購入する人が増えているそうです。この5年間で人気が高まり、主力商品の一つとなったそうです。

 その一方で、対照的にスイカとメロンなどは苦戦が続いているそうです。

 果物全体でみると、キウイのような成長株はごく一部で、果物全体の消費額は伸び悩んでいるそうです。総務省の調査によると、2015年の一世帯当たりの果物の年間消費額は前年に比べて、2パーセント増の約3万2000円です。2年連続して前年を上回りましたが、10年前の水準には届いていなのだそうです。

 日本人一人当たりの果物摂取量をみると、減少傾向が目立ちます。2014年度の1日当たりの果物摂取量は95.5グラムで、政府が健康維持の目安とする1日当たり200グラムの半分を切っています。

 JAグループのシンクタンクのJC総研によると、インターネット調査からは「果物をほぼ毎日食べる」人は、70歳代以上で49.2パーセントであるのに対して、20歳代以下は8.7パーセントに留まるそうです。

 年齢層が高いほど、果物を食べる回数が多い傾向では、「シニア層頼みでは、将来が心配だ」(JC総研)とコメントしています。

 日本産の高級なイチゴやリンゴなどが話題を集めますが、日本の果物市場は国産品が4割で、バナナなどの輸入品が約6割です。日本の農業の将来にかかわる大問題です。

 特に、果物をあまり食べない20代から40代の未婚男性に、果物を食べてもらうためには、コーヒーや紅茶に合うフルーツスイーツなどの開発などを、中央果実協会は目指しているそうです。

 果物の新しい食べ方の提案などで需要を掘り起こしていくようですが、決め手にはなるかどうはか不明です。千疋屋総本店の常務は「高級な果物を求める方と、そうでない人の二極化が進んでいる」と指摘します。こうしたところにも、貧富の差が現われているのかもしれません。

 日本の美味しいブドウやナシ(和ナシも洋ナシ)、イチゴ、リンゴ、ミカンなどを是非、産業として守っていただきたいです。


勢力が強い台風10号は、北日本から関東甲信地方に接近・上陸するとの予測です

2016年08月29日 | 日記
 勢力が非常に強い台風10号は、日本本州の南海上を東側に進み、今後も日本の南から東の海上を北上するとの予測です。

 明日30日には暴風域を伴ったままの強い勢力で、台風10号は北日本から関東甲信地方に接近・上陸するおそれがあるそうです。最近の天気予報では、30日夜に東北地方に上陸するとの見通しです。



 北日本と東日本では、30日にかけて局地的に猛烈な雨が降るほか、陸上でも非常に強い風が吹くおそれがあるそうです。

 気象庁などは、大雨・暴風・高波・高潮に厳重に警戒し、最新の台風情報や気象情報に留意してくださいと伝えています。

 実際には、29日以降は、西日本にも大雨などの荒れた天気になる可能性があり、日本全体が台風10号の影響を受けそうです。

 現時点での29日午後6時までの大雨の予想量は、東海地方が150ミリメートル、関東甲信地方と北海道地方は100ミリメートル、東北地方は80ミリメートルとの予測です。さて、実際の雨量は・・

 8月末に到来する非常に強い台風10号に惑わされています。

(追記)
 8月30日早朝時点での、台風10号の進路予測です。